八戸在住で、現代美術作家の飯田竜太さんによる個展が、八戸では初めて
開催されます。飯田さんは「本を彫るアーティスト」として、これまで数
多くの賞を受賞し活躍している新進気鋭の作家さんです。3月に行われた
「アートフェア東京」では、アートユニット「Nerhol」として、最もすぐ
れた作品に贈られる「ベーコン・プライズ賞2013」を受賞しています。
そんな飯田さんの世界を、是非はっちの会場でご覧ください。
■飯田竜太個展「意味のいみ~THE MEANING OF A MEANING~」
日時:4月27日(土)~5月6日(月・祝) 9:00-21:00
場所:八戸ポータルミュージアム はっち2階 ギャラリー2(入場無料)
作品の一部が会場に搬入され、大掛かりな展示の準備が始まっています!
本を使用した作品のひとつ。気が遠くなるほど細かい作業です。会場の中や外壁をフルに使って、さまざまな展示が施されることになっています。どうぞお見逃しなく!
また今回は、飯田さんの作品展示に加えて、こどもから大人まで楽しめるワークショップを行います。実際に体で文字を作ったり、文字を切り抜いたりして、文字や言葉のもつ意味を肌で感じてみましょう。飯田さんのご指導も直接受けられます。どうぞお気軽にご参加ください。
【参加型作品制作ワークショップ】
■開催日:4月28日(日)・5月5(日)
■場所:八戸ポータルミュージアム はっち1階 放送スタジオ前
①10:00~13:00「人間タイプワーク」(参加無料・予約不要)
模造紙に寝転んで体で文字をつくり、かたどって色をつけたものを撮影します。できあがった文字は、なんと八戸オリジナルのフォントとして、だれでも自由にダウンロードしてコンピューターで使えるようなるとのこと!世界に1つだけのみんなで作った「八戸フォント」、あなたもいっしょに作ってみませんか?
②13:00~16:00「葉書を使って作品を作ろう」(参加費500円・予約不要)
好きな人や友達に手紙を書き、書いた文字をカッターでくりぬいたものを、額に入れて会場に展示します。会期終了後、作品を差し上げます。
読むために存在する文字や本を、あえて切り抜いたりかたどったりすることで、普段は感じることのない感覚に出会うことができるかもしれません。
大人も子どもも楽しむことができるワークショップ、是非親子やお友達同士でご参加ください!