はっちブログ

はっちスタッフ体験・一日館長の様子!

みなさんこんにちは。はっちスタッフ(2年目)のもっちゃんと申します。

地元施設を知る、仕事を体験する、活用方法を考えるきっかけとし、地元への愛着醸成につなげることを目的とする「マチナカまるっと1日体験事業」がはっちも含めた中心街公共施設において開催された際の様子を、(夏休み時期の開催でしたので大変遅くなり恐縮ですが...)レポートします!!

※中心街公共施設・・・はっち、美術館、ブックセンター、YSアリーナはちのへ、図書館

【スタッフ体験】


中高生15人が4チームに分かれ、はっち、美術館、ブックセンター、YSアリーナの4館を順番に巡ってスタッフ体験をしていただきました。
各施設50分ほどで4施設回るのでとても忙しかったと思います。

はっちでは、館内をひととおり案内させてもらった後、
舞台技術体験として、実際にイベント時に使用しているひな段を組んで、ミニステージを設置したり、音響機器を操作していただきました。
はっちには舞台技術専門のスタッフがいます。指導の下みなさん楽しみながら頑張っておられました。
こちらの足やひな壇は、大きいイベントではステージや、観客席としてたくさん組みます。ズレないように安全性にも配慮する必要があり、注意力と体力を必要とする仕事です。
舞台業界では、長さの単位で尺貫法(尺とか寸とか)を使っているという話にも興味津々の様子でした。

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音響機器の操作では、マイクの調整を行いました。
実際に音響さんが使っている機材に触ってみました。
「その人の声に合わせて、周波数を調整している」という舞台スタッフからの話も。
マイクテストでの声出しがちょっと緊張の様子でしたが、みなさんとても上手にこなされていました!!

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参加の皆さんからは、普段勉強したり、友達と待ち合わせしたり、書道パフォーマンスやピアノの発表会ではっちを使ってくださっているというお話を伺いました。
これからもはっちを沢山使っていただけたら嬉しいです!

【はっち一日館長】

翌日ははっち館長体験の日。
1日館長として高校生の清水さんに、館長の業務を体験いただきました。

9:00 就任式で(本物の館長である)佐々木館長からはっち公式ポロシャツとバッジを贈呈。その後はっちの概要や館長のお仕事についてレクチャー。

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9:30 館内定例会に館長とともに出席。
10:00 はっち館内ボランティアガイドさんの定例会に出席

その後館内ボランティアガイドさんによる案内によりはっちやマチニワに関する理解を深めました。

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11:00 2階のシアター2にて、シアターでの舞台設営、機器操作体験。
自分で作った舞台の照明・BGMも操作したり、舞台に立ってみたり。

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13:10 BeFMの「はっちi」にラジオ出演。広報活動も大事なお仕事です。

実は清水さん、参加者募集のチラシに書いてあった「ラジオ出演」に心惹かれて
一日館長に応募してくださったとのこと!!
その話を聞いたBeFMさんからのご提案で、エンディング曲の「曲振り」ができることに。最後は清水さんが好きなMrs. GREEN APPLEの楽曲をご自身で「曲振り」しました。

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13:30 企画運営グループミーティングに参加。
はっちスタッフが企画しているイベントの進捗管理、情報共有の場を体験しました。

14:30 はっちスタッフとともに、館内点検作業
普段入ることができないはっちやマチニワの裏側を点検しました。

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勤務終了。スタッフと記念撮影(マッチまる~!)をして任務完了です。
この日は月に1回のミーティングが多い日だったので、目まぐるしい一日だったと思います。長時間大変お疲れさまでした。


2日間にわたり、15名の中高生にはっちの業務を体験していただきました。
より中心街の施設を身近に感じていただけたら嬉しいです!!

〈余談〉
スタッフである私も、中高生のみなさんをご案内させていただいたことにより、新たな発見や勉強になることがたくさんありました。
こどもはっちをご案内した際に、「小さい頃よく遊びに来ました」とのお声をいただきました。はっちは来年2月11日で15歳、今回参加してくださった学生さんたちと同級生くらいなのだなあと、感慨深い気持ちでした。

暮らし学アカデミーで短歌トークショーを実施しました!

こんにちは、今回は9月28日(金)に開催した
暮らし学アカデミー×ブックフェス
トークショー「校舎の中のわたしと短歌」の様子をご報告します!
ゲストは歌人の初谷むいさん、田茂博之教諭、八高文芸部OGで大学4年の谷地村昴さんです。


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初谷さん(右から2番目)は高校時代に文芸部に所属され短歌と出会い、現在歌人として活躍されています。今年には第三歌集も刊行されています。
田茂先生(左から2番目)は青森県立八戸西高等学校教諭・文芸部顧問。前任の青森県立八戸高等学校の文芸部顧問も務め、短歌甲子園で好成績を残す学生を続々と輩出しています。
谷地村さん(右から1番目)は現在大学4年生。八戸高校の文芸部に所属され、短歌甲子園優勝、個人戦でも最優秀賞を受賞。その後、大学生となって短歌研究新人賞候補作に選ばれました。


さっそく初谷さん、田茂先生、谷地村さんに質問。
初谷さんと谷地村さんには、文芸部に入ったきっかけ、短歌に至った経緯を聞きました。
田茂先生にははじめて文芸部の顧問になった頃のことや
これまでの文芸部の学生の短歌をみながら、学生と短歌の変化を説明してもらいました。

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次に「文芸部のいま」ということで
事前に行なった現役文芸部へのアンケートで受け取った、悩んでいること、聞いてみたいことを3人でトーク。真剣に創作しているからこそ生まれるリアルな悩み、疑問を問い、それぞれの立場からの三者三様の考えを聞くことができました。
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最後に特別展示「本を読む。私が詠む。」のために
ゲストのみなさんにも本を題材に短歌を作っていただき、それぞれ短歌の解説をしてもらいました。 
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終わった後は即売会・サイン会も!
「初谷むい書店」として初谷さんの書籍とおすすめの本を販売しました。
初谷さんと会話しながらサインをもらう貴重な機会...
「文芸部ブース」では文化祭の時に文芸部でつくった短歌カードを配布。
こちらの店番は谷地村さんがしてくださいました。
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9月7日に開催した短歌講座の参加者のみなさんの短歌も
特別展示「本を読む。私が詠む。」として本と一緒に展示。
短歌を手に取り、本を手に取り、ゆっくりみている人が多かったですね。
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「短歌」を八戸市内外のたくさんの方と一緒に楽しむ時間となりました!
ご登壇いただいた初谷さん、田茂先生、谷地村さん、ありがとうございました!
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暮らし学アカデミーで短歌講座を実施しました!

こんにちは、はっちスタッフのタテです。
今年からスタッフになりました~
よろしくお願いします!

9月7日(金)暮らし学アカデミーで
「この短歌をもっと、もっと。~本から生み出す短歌の授業~」を開催しました。
講師は、八戸西高校の田茂教諭
文芸部顧問として、短歌甲子園で好成績を残す学生を続々と輩出している先生です。

実は「短歌」はいまホットな文芸。
若手歌人の活躍が目覚ましく、
「#tanka」で検索すると毎日色とりどりの短歌が並んでいます。
八戸市内でも学生から大人まで、短歌に触れている方は少なくありません。
今回の講座では10代から80代まで、20人の参加者が集いました。

まずは、授業。
創作物の構造を学び、はじめて短歌を作るときの意識、短歌の描き方、自作分析の仕方まで、
短歌の読み方、詠み方を教えていただきました。

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それを踏まえて、自分の短歌をブラッシュアップ。
各々すきな本を題材として1首作成しました。
もっとよい表現を探して自らの短歌に向き合ったり、となりの人と一緒に探ってみたり。

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希望される方は田茂先生からのマンツーマン指導も。
大人になると、短歌の指導をしてもらえる機会はなかなかないですよね。
皆さん積極的にアドバイスをもらっていました。

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完成した短歌は提出。
本のまち八戸ブックフェス2025が開催される9月27日(土)~28日(日)に
この講座に参加したみなさんがつくった短歌を、題材とした本と一緒に展示します。
みなさんの素敵な短歌、かっこよく展示せねば...!
ぜひご覧ください!
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特別展示「本を読む。私が詠む。」
日程:9月27日(土)~28日(日)
会場:はっち2階
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そして!次回の暮らし学アカデミーは短歌講座の第2弾としてトークショーも開催します。
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暮らし学アカデミー×ブックフェス「校舎の中のわたしと短歌」
日時 2025年9月28日(日)10:00〜11:00
場所 はっち2階 シアター2
定員 50名程度
※トークショー終了後30分程度、サイン会・即売会を行います。
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こちらも予約受付中ですので、ぜひご参加ください!
https://hacchi.jp/programs2/kurashigaku/2025/03.html


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