はっちブログ

はっち館内常設展示:お祭り・祭礼を知ろう!

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いよいよ八戸の夏の一大イベント、八戸三社大祭の開幕が近づいてきました。
お囃子の練習が聞こえてきて、逸る気持ちを抑えられないかたも多いのではないでしょうか?

はっち館内の常設展示でも人気の高いミニ山車とおまつりシアター
ミニ山車は実際の大きさの5分の1サイズ。サイズは小さくても、丁寧で華やかな造形は見ているだけで祭り本番への期待を高めてくれますよね。

お祭りシアターでは、三社大祭、えんぶり、騎馬打毬など市内各地で見られるお祭りの映像が見られます。
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大きな祭礼行事のほか、八戸には、この地ならではの「墓獅子舞」や、一つの家が守り続ける「ないもないも」といった盆行事もあります。ご存知でしたか?
シアターではそれらの貴重な映像もあります。
どちらも全国的にも珍しく、三社大祭やえんぶりにも劣らない、地域の宝と言える祭礼行事です。
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「墓獅子舞」と「ないもないも」は、2017年、はっちのアートプロジェクトでまとめた『八戸88ストーリーズ』に取材した記事が掲載されています。
※『八戸88ストーリーズ』ははっち4階のライブラリーにて閲覧可能です
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大きなお祭りがやってくる8月、はっち館内を散策しながら、展示やライブラリーで地域の祭礼行事や歴史について学んでみるのもおすすめです。

もっと八戸のお祭りや祭礼行事がおもしろく、深く楽しめること間違いなしです!

暮らし学アカデミー「男の裁縫デビュー教室」報告

みなさんこんにちは☺✨ はっちスタッフのナッツです!
本日は昨年度に引き続き「暮らし学アカデミー」で男性のみで実施しました、連続講座のご紹介です♪

2024年は「男の裁縫デビュー教室」と題しまして、5月17日(金)、6月14日(金)、7月12日(金)に実施しました!
日常生活で必要になる、手縫いを教わる連続講座として、全3回を通してテディベアを仕上げる過程でボタン付け、ほつれ直し、まつり縫いなどを学ぶ内容でした☺

講師は、はっち4階ものづくりスタジオの「和布工房aya」さんにお願いしましたよ♪

①5月17日(金)
参加者の2名の方にはテディベアの生地として、着られなくなった服を持ってきてもらいました!
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お二人とも個性バッチリの服を持ってきてくださり、どんなテディベアになるのか楽しみでした!

1回目の講座では、手縫いをするのが小中学校以来、初めての参加者だったため、基本の縫い方の練習からスタートしました。
なみ縫い、返し縫いを練習するにあたり、お二人とも玉どめ、玉結びに苦戦されてました。
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型紙を使って、布をカットしていくのですが、カットだけでも1時間半以上かかってしまい、縫うところまで進むことができませんでした...(;'∀')道のりは長い...!!!

②6月14日(金)
今回の講座では、講師のayaさんから参加者へ講座終了後も使えるように「ソーイングセット」のプレゼントがありました!
実は、表には刺繡で名前が入っています♪
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2回目では、返し縫いで耳、頭、手、足、胴体と順に縫っていきたかったのですが、耳と頭のみしか縫うことができず、手、足、胴体は次回までにお家で縫ってきてもらうことになりました。
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こうして頭の形が見えてくると個性的なテディベアになりそうでワクワクでした!

③7月12日(金)
最終日の3回目の講座では、お二人ともしっかり手、足、胴体も縫ってきていただけたので、綿を詰めて、すべてのパーツを縫い付けるところから始まりました!

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綿を詰めて縫い付けるときは「はしごまつり」という縫い方が必要になり、練習をしつつ実演!初回時と比べて、縫うスピードも玉どめと玉結びのクオリティもかなり上達しておりました♪

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そして...ついに...
テディベアが完成しました!!!!

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同じ型紙を使ったのですが、生地の柔らかさや、縫う際の力の加え方、位置などの違いで、世界に一つだけのテディベアができました✨
目のパーツやリボンの色もそれぞれ違って素敵です!

お二人とも可愛い可愛いとご自身のテディベアを愛でており、すごく嬉しかったです!

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毎回1時間予定の講座が、2時間30分の講座となりましたが、お二人とも真剣に楽しく学んでいただき大変ありがとうございました!
今回は、スケジュールが合わなかった方やお仕事でキャンセルの方もいらっしゃいましたが、次回以降また「男」の講座へみなさまのご参加をお待ちしております!

「暮らし学アカデミー」男の裁縫デビュー教室 ウェブページ
https://hacchi.jp/programs2/kurashigaku/2024/01.html

はっち&マチニワの注目ミュージアムスポット!アートなクールスポット 虎舞水飲み場&マチニワ「水の樹」


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はっちやマチニワには、青森県や八戸市にゆかりのある作家たちの作品がたくさんあります。八戸の文化や見どころをわかりやすく伝える作品たちは、館内のあちこちでみなさんをお出迎えしています。
なかでも、夏の暑さをほっと和らげてくれる2つの作品をご紹介します。
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ひとつ目は、はっちの開館から設置されている「虎舞水飲み場『舞☆オブ・ザ・タイガー』」。ツリーハウス作家として活躍している八戸市の彫刻家・木村勝一さんの作品です。
鉄の大胆な造形にガラスの目がキラッと光る虎の口の中には、冷たいお水が出てくる水飲み場が。このお水は驚くほど冷たい!

撮影していると、おばあさんが「この水飲み場は命の水飲み場よ〜。暑くなると何ものみたくなくて、ここに寄っているの」と、声をかけてくれました。
八戸では、虎舞に噛まれると無病息災が叶うといわれています。ひんやりお水で喉を潤すだけで、無病息災が叶う霊験あらたかな中心街のパワースポットです。

もうひとつはマチニワの「水の樹」。作者は青森県三沢市出身のアートディレクターの森本千絵さんです。ブルーの涼やかな「水の樹」の下に、こども用と大人用の2つの水飲み場があります。上から落ちてくる水がししおどしを鳴らし、カランコロンと涼し気な音の響く「水の樹」は、自称 "世界一大きな水飲み場"です。
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「水の樹」の周りのポッピングウォーターは小さいお子さんに大人気。
夕涼みの頃には、光の演出も加わり、目にも涼しいアート作品となります。
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これから夏本番。
中心街のにお出かけの際には、ひと息つけるアートなクールスポットにお立ち寄りくださいね。


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