タテヨコ企画による鮫中アウトリーチ実施のご報告(9/4(水))

みなさんこんにちは!はっちスタッフのあかりんです。

はっちでは、舞台芸術に触れる機会を増やすことで地域のパフォーマンス活動の活性化を目指そうと、「パフォーミングアーツ公演」を年3回実施しています。
今年度最初の公演は、劇団「タテヨコ企画」の演劇「谷繁2」。9月7日(土)18:00~と9月8日(日)14:00~の2回、公演を行いました。
1日目の公演は、アウトリーチで伺った鮫中学校の生徒の皆さんや先生方にもお越しいただき、満員御礼となりましたよ♪

1.JPG(写真はゲネプロの様子)

公演前の9月4日(水)、八戸市立鮫中学校にてアウトリーチを行いました。アウトリーチというのは、芸術活動に興味を持つ人を増やすため、学校や企業に直接パフォーマーが出向き、その場でワークショップ等を行う活動のことです。

今回は「タテヨコ企画」から、【作・演出】横田修さん、【出演】あさ朝子さん、舘智子さん、西山竜一さん、久行志乃ぶさん、ミレナさん、【スタッフ】青木柳葉魚さん、いまい彩乃さんの8名で伺いました!
1年生の生徒の皆さんに参加していただき、クラスごとに分かれて実施となりました。1回の実施時間は45分。果たしてどんな活動が行われるのでしょうか。

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まずは、パイプ椅子を丸く並べて、みんなで座ります。生徒たちの間に、劇団員の皆さんも混ざっています。中央で進行を行うのは、劇団で演出を担う横田さん。
横田さんが一人の名前を呼び、そのあとみんなで一緒に名前を呼び、呼ばれた人は返事をします。シンプルな方法ですが、みんな少しずつ緊張がほぐれていました。

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続いて、椅子取りゲームが始まります。普通の椅子取りゲームではなく、鬼がいる、オリジナルのルールです。まず、椅子をもって好きな場所に散らばり、一人鬼を決めます。鬼になった人は、椅子から離れます。鬼はゆっくり歩いて、空いている椅子に座るために移動し、それ以外の人は鬼が座りそうな椅子に移動して椅子を埋め、鬼が座るのを阻止する、というものです。鬼の近くで椅子から立つと、そこに座られてしまうので、連携が重要になります。白熱した戦いが繰り広げられました。

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椅子取りゲームですっかり緊張も解けた生徒たち。さあ、ようやく演技の時間です!
劇団員も混ざったチームになって、1枚ずつカードを引き、そこに記された動きを演技してみます。カードにあるのは「手を伸ばす」「遠くを見る」「なにかを探す」など、簡単な動作ですが、一斉にみんなで演技をすると、全員違う動きになります。自由な発想で思わず笑ってしまう動きもあり、盛り上がりました。

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そうして動作のカードを3回引き、演技をした後、最後に「登場の仕方」「誰なのか」「場所」が書かれたカードを引きます。
この組み合わせで、チームで短い劇をやってみます。みんなで話し合って、一つの演技を作る......そこに正解はありません。劇団員にサポートされつつ、自由な発想で演技を組み立てていきます。

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「世の中には正解がないものがたくさんあり、それらは話し合って解決していくことができると知ってほしい」という横田さんの言葉で、今回のアウトリーチは幕を閉じました。

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最後に、見晴らしの良い校舎前で記念撮影を行いました。アウトリーチをご快諾くださった尾崎教頭先生、ありがとうございます!

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次回のパフォーミングアーツ公演は12月に開催予定です!
続報をお待ちください♪


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