8/19開催 はっちボランティアガイド研修会の様子

こんにちは、はっちスタッフのマエケンです。

先日、はっちボランティアガイドの研修として、AEDの使い方や胸骨圧迫などを学ぶ救命講習を実施したのご紹介します!

講師を担当してくださったのは、八戸消防署の杉本さんです。

写真①(講師紹介).jpg

はじめに救命処置の流れについて映像で確認し、その後、人形を使って実践しました。救命処置の流れを実践のようすからお伝えします。

①場所・環境の安全確認

倒れている人を発見した場合、まずは周囲の安全確認が必要です。場合によっては安全な場所に移動する必要もあります。道路や崖崩れの可能性があるような場所は、二次被害の恐れがあります。

写真②(安全確認).JPG

②反応の有無の確認

周囲の安全を確認したら、反応の有無を確認します。大きな声で呼びかけます。

写真③(反応確認).JPG

 

③応援を呼び、119番通報・AEDの手配依頼

反応が確認できなかった場合、周囲の人に応援を呼びかけ、119番通報とAEDの手配を依頼します。この時「あなたは119番通報です」と相手に役割をはっきりと伝えることが大切です。

講師の杉本さんによると八戸市内で救急車を呼んだ場合、到着するまで平均10分程度かかるそうです。そのため到着するまで間に行う救命処置がとても重要になります。

写真④(応援呼びかけ①).JPG

写真⑤(応援呼びかけ②).JPG

④呼吸の確認

救急車やAEDを手配している間に、呼吸の確認をします。斜め後ろから相手の顔をのぞき、呼吸の有無を確認します。 写真⑥呼吸確認.JPG

⑤胸骨圧迫

呼吸が確認できない場合、ただちに胸骨圧迫を実施します。力の方向は身体に対して垂直です。そして5センチほどの深さで圧迫します。5センチの圧迫は想像以上に力を使います。回数は1分間に100120回程度です。このペースで5センチ圧迫し続けるのは、かなりの体力を使います。体験したボランティアガイドのみなさんもかなりきつそうでした。

写真⑦胸骨圧迫.JPG

写真⑧胸骨圧迫.JPG

⑥AED

胸骨圧迫を続けながらAEDを使用します。電源を押すと指示の音声が流れるので、それに従って装着します。身体の2か所にパットを貼り、電気ショックを実施します。電気ショック後、胸骨圧迫を再開し救急隊が到着するまで続けます。パットや機械には分かりやすく表示があるので、落ち着いて1つ1つ手順を進めることが重要です。 写真⑨AED.JPG

写真⑩AED.JPG

今回の救命講習を通して、日頃の準備の重要性を改めて感じました。ボランティアガイドのみなさんからも「こうした講習は毎年行うべき」というご意見もありましたが、その通りだと思います。今後も実施したいと思います。

 はっちではボランティアガイドを随時募集中です。またガイド案内の向上のために研修や視察研修なども行っています。興味のある方はぜひお声掛けください!

写真⑪.JPG


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