週刊ツール・ド・八戸 11月9日号 ツアーレポート号

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さて、今週の週刊ツール・ド・八戸は、
先週末の「ツール・ド・八戸」サイクリングコース体験ツアーのレポートです。
https://hacchi.jp/programs2/tourdehachinohe2013/

ツアーは、6コース中4つが満員となり大盛況!
中にはお一人で4コース参加された方も。
ご参加ありがとうございました!


少し長めのレポートですが

 ■ツアーレポート
 ■ポーワングさんが滞在して見つけた八戸の特徴(←必読!)

について書きましたので最後までおつきあいください!
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※Facebookの写真アルバムと合わせてお楽しみください
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.523924267703402.1073741842.120637904698709&type=1


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ポーワングさんが用意したコースは6コース。(上のマップはハチフシギ1・2)
各コースの説明は以前のブログをご覧ください。
https://hacchi.jp/blog/2013/10/post-308.html

八戸人が知らない「ハチノヘのヒミツ」を探る6つのコースです。


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各ツアーの前には事前説明を実施。
"普段日常にあるものを新しい目線で見るために、固定観念に縛られない8歳のこどもの気持ちになってツアーを楽しんでほしい"というポーワングさんの挨拶がステキでした。
大人の目では発見できないことっていっぱいありますもんね。


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ツアーのスタートは、はっち裏の番町スクエアからです。
ロードの自転車からママチャリの人まで、いろんな自転車が参加。どんな自転車でも参加できるサイクリングツアーって珍しいかもしれませんね。

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自転車と言えば、有限会社フォルテさんのご好意でお借りしたナビチャリ(http://forte-inc.jp/navi-chari/)も大活躍。
電動アシスト付きで坂や長い距離も楽々。ずいぶん助けていただきました〜。

さてさて、東は鮫地区から、東は根城までコースの範囲は広かったのですが、行く先々で、いままで知らなかった、気づかなかったものに出会います。
ちょっとご紹介...。近所の人しか知らない超局所スポット巡りです。

青葉のたまご屋さん。看板のコピーが秀逸。

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根城3丁目公園のツタで制作された見事な植栽。
この公園の植栽アートは尋常ではありません。行く価値ありです。

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柏崎ライオン顔ハウス。この近辺には顔ハウスがいっぱい。

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こちらも柏崎。ニコちゃんマークのついた藏。かわいい。

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根城の道に現れた電車...。シュールです。

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...ここには紹介仕切れませんが、もっとあります「なんだこれ!」!!!
マップにはかなりの数のスポットが書かれていますので、ぜひまわってみてください。しらない八戸の姿が浮かび上がってくることでしょう。
(マップは数週間後にウェブサイトからダウンロード可能にする予定です)

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3日間とも雨は降らず、ツアー日和でした。
参加したみなさんも楽しそうな表情です。いくつか写真をご紹介。
みんなで走ると、なぜかそれだけで楽しいですよね。

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「八戸って自転車で走ると面白い」というのが、このツアーの最大の収穫だったかもしれません。秋の風や香りを感じながら走るのも爽快です。
みなさんもぜひ自転車で八戸を回って、「なんだこれ?」「これステキ!」を探してみてくださいね! あなたの家のまわりにも絶対ありますよっ。

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そして、ポーワングさんが今回の滞在を通して見つけた八戸の特徴の話が興味深いのです。
コース制作のための調査には、美術家であるお二人の鋭い目が光っていました。お話のあった点をいくつかご紹介します。


■「顔ハウスなどに代表される「八戸デコ」スタイルがある。八戸の建築物には半円と直線が多用されていて、装飾はすべて面で構成されているという特徴がある。それは昭和モダニズム建築にも通じるものがある。

■「面」は八戸のデザインに特徴的な要素で、家も正面と側面で全然デザインが違っていたり(トタンの色も違う)、三社大祭の山車も面を重ねたレイヤー構造で立体を表現している。新築の家にも面的なデザインのセンスが現れている

■プラントハンターで見た八戸の独特なデザインの植木には、八戸のクリエイティブ魂、DIY精神が現れている。植木屋ではなく、家の人が自分の腕を振るう植木には一軒一軒違う味わいがある。クリエイティブ魂は、やはり三社大祭などにつながっている。


などなど、ちょっと普通の視点では気づかないような八戸の特徴、美意識を指摘されています。
いやー、すごい! 勉強になります。
外の人の目というのはいつも新鮮ですね。
八戸って独特な文化圏なんだな、と改めて気づかされました。

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というわけで、盛りだくさんの発見があったアートプロジェクト「ツール・ド・八戸」も、このツアーをもって終了となります。
「自転車で八戸を巡ってサイクリングコースをつくる」という、非常にシンプルなコンセプトから、ポーワングさんたちも予想していなかったような、とても複雑で豊かな結果が生むことができました。
ご参加いただいたみなさん、ご協力いただいたみなさん、ありがとうございましたー!!

※Facebookの写真アルバムリンクを再度掲載します。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.523924267703402.1073741842.120637904698709&type=1


※先にも触れたように、コースは後ほどウェブサイトでダウンロードできるようになります。アップしましたらブログにてお知らせいたします。


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