創作和紙人形展~お祭りがやってきた!〜
はっち3階和のスタジオに、ちいさなお祭りワールドが広がっているのにみなさんお気づきでしたか?
創作和紙人形作家 和井田良子氏制作「創作和紙人形展〜お祭りがやってきた!〜」
全長約8メートル、人形はおよそ300体になるお祭り行列の集合人形は精巧でありながら大迫力です。
実は先日、和井田先生とお話させて頂いたんですが、めっちゃおもしろい先生です(笑)
すごいおっかない方だったらどうしよう...などと勝手に変な想像をしてドキドキしながら会いに行ったら、真逆!気さくでユーモアたっぷりで、本当に楽しい素敵な方でした(´ω`)
顔や輪郭は年齢や性別で違うので、まずそれを決めて、頭を結わせたり針金に綿をぐるぐる巻いて胴体を作る作業に1日。着せるものの柄やどの和紙を使うかを考えるので1日。そしてその人に合わせて着物を着せていくのに1日。1つの人形を作るのに3日から4日ほどかかるそうです。
和紙人形用の笠や神楽は売っているものを利用することもあるものの、柄がない場合も。そういう時はどうしているのか......なんと、すべてご自身で作っているのだそう!
たとえばこの柄、すべて先生の手作業です。
細かい〜〜><
実際に神社へ行って資料を集めたり、着物の構造や着方などを聞いて作っているので、まさに忠実な人形たち。
和井田先生いわく「昔の時代のものは写真や絵が残っていないので、自分で想像して作っている所もあるけれど、忠実に再現できる所はしています。でも、そのときのインスピレーションは大事にしています」とのこと。
この創作和紙人形展は、若い世代の方がすごく興味津々に見てらっしゃるなーという印象です。
「おおーなんかすごいのあるー!」と言って写メ撮ってたり。ちびっこは目をキラキラさせて見ていました。
老若男女問わず楽しめる展示ですので、ぜひ皆様見にきてくださいませ〜(^^)
日時:8月16日まで 9:00〜21:00
場所:3階 和のスタジオ
※中に入ってご覧いただけます。