はっちレジデンスアーティスト活動中!
こんにちは!
今年度から4年ぶりに再開したはっちのアーティスト・イン・レジデンス。
40組の応募の中から写真家のヨシダミナコさんと美術家・杉原信幸さんと帽子作家の中村綾花さんのユニットの2組の滞在が決まり、10月から活動をはじめています。
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奈良県からやってきたヨシダさんは、日本最大級の館鼻岸壁朝市をはじめ、市内各地に点在し、市民の生活に根付いている八戸の「市文化」を取材してまとめた「朝市図鑑(仮)」を制作します。
八戸入りして、まずは市内最大の朝市・舘鼻岸壁朝市へ。朝市を初めて見るヨシダさん。近年は規模も最盛期にはおとるものの、早朝から大勢の人とお店で賑わっていました。
根っこのまま売られている里芋...はじめてみるというノブドウ...。ヨシダさんならではの視点で朝市の魅力を掘り起こし中です。
別の日は、中心街やほかの地域の市もリサーチ。
市の写真を撮影することと同時に、「朝市図鑑(仮)」に掲載する、八戸の市にまつわるお話を集めたり、八戸をイメージしたイラストを描いてもらったり...はっち館内でオープンアトリエも開催しています。市のお話やイラストは11月末まで募集中。ぜひぜひお話を聞かせてください!メールでもご応募いただけます。
ヨシダさんのプロジェクト「八戸の市文化にふれる旅」情報・市のお話やイラスト応募はこちらで詳しく!
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そして、2組目のアーティストユニット、杉原さんと中村さんも活動を開始しました。
お二人は、、「えんぶり」を調査し、作品制作を行います。
先日は、烏帽子制作の瀧澤さんとつまご制作の石鉢さんへ。
制作方法や材料・昔と今のえんぶりのお話をお伺いしました。
八戸市内の取材を進めていく中で、「南部菱刺し」をリサーチするために、西野刺っ娘の会へお伺いしました。
皆さん気さくにお話しいただけて、明治時代の作品も拝見して大興奮!
ご協力いただいている取材をもとに、えんぶりに関する大型作品を制作する予定です。
現在、ご家庭で不要になった着物などを募集して、刺し子のワークショップ実施しています。
お家に不要な着物がある、刺し子をやってみたい、えんぶりの話や八戸の話をしに来たいー!という方は、オープンアトリエに遊びに来てくださいね。
【杉原信幸✕中村綾花 オープンアトリエ情報】
①11月6日(土)~8日(月)
ワークショップ:10時~16時
場所:3階 和のスタジオ
②11月12日(金)~15日(月)
ワークショップ:10時~16時
場所:1階 はっちひろば
※申込不要・参加無料
※ワークショップ時間以外も作品制作している様子をご覧いただけます。
※上記以外の日程は、はっち5階で実施しています。
【着物募集】
締切:~12月24日(金)まで
内容:着物、浴衣、帯、反物、旗など
※お持ちいただいたものはレジデンス・プログラム内で使用します。
※アーティストが不在の際は1階インフォメーションでお預かりします。
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2組とも、はっち館内でオープンアトリエを開催したり、まちのなかにリサーチに出かけたり。
きっと市民のみなさんとお会いする機会もあると思います!活動中の3人を見かけらた、ぜひ声をかけてお話ししてください♬
各組のオープンアトリエ情報などは、随時SNSにてお知らせします。
成果作品の発表は来年2月頃。どんな作品ができあがるのか楽しみです!
AIR担当
べーやん・いたば