笑顔になった震災ガレキ「ワタノハスマイル展in八戸」!!

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今年もまた3月11日がやってきます。
東日本大震災から4年が経つ今月は、あの時のことを強く思い出す月です。

今日から15日まで、はっち1階で開催している「ワタノハスマイル展in八戸」は、宮城県石巻市のこどもたちが作った作品を展示する展覧会です。
http://www.watanohasmile.jp/
http://ameblo.jp/watanohasmile/entry-11991826793.html

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このかわいらしい作品たちは、東日本大震災の津波で流れ着いたガレキをつかって、こどもたちが制作したものです。
作品は、震災後まもない時期から現在まで、国内外で展示され、震災のことをつたえ、こどもたちの元気と力を伝えてきました。

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2011年3月11日。大きな地震がありました。小学校の校庭に流れ着いた町のカケラ達。子ども達が自由にくっつけ楽しいオブジェを作りました。作品を作ってくれたのは、宮城県石巻市、渡波(ワタノハ)地区の子ども達。
現在この作品達は「ワタノハスマイル展」と名付け全国各地のギャラリーやイベントで展示されています。2012年4月にはイタリアの博物館でも展示され、子ども達もイタリアに行ってきました。作品がイタリア人にほめられ、意気揚々とした子ども達。作品達には、悲しみさえも笑顔に変えてしまう、明るくて楽しい子ども達の力が詰まっています。
(HPより引用)
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震災はつらい出来事でしたが、こどもたちのつくった作品は笑顔に溢れています。
ここ八戸も津波を受けて甚大な被害を受けましたが、記憶は徐々に薄れ始めています。
この楽しくかわいらしい作品には、こどもたちの元気と希望がつまっています。
この展覧会から、震災と、震災からの4年の歳月を思い出していただければと思います。

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また、はっちの4階こどもはっちでは、八戸のこどもたちが海岸のゴミをつかって作った作品が展示されています。プロジェクトメンバーで造形作家の犬飼ともさんが、昨年に八戸で開催したワークショップで制作されたものです。
こちらも子どもならではの発想とセンスが発揮されて、なんだか見ているこっちが笑顔になってしまう作品が並んでいますので、あわせてお楽しみください。

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「ワタノハスマイル展in八戸」

平成27年3月7日(土)~15日(日) ※10日は休館日です!
10:00~17:00
八戸ポータルミュージアムはっち1階シアター1
入場無料

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この展覧会のお問合せはこどもはっちまで!
電話 0178-22-5822
http://www.kodomohacchi.com/

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ワタノハスマイル・プロジェクト
プロジェクトメンバー

犬飼とも(いぬがいとも)
1979年、山形県に生まれる。2005年からイラストレーターとして活動を開始。2008年から廃材を使ったオブジェの制作を始める。子ども達と廃材を使ってオブジェを作るワークショップを多数開催。2011年、東日本大震災、ワタノハスマイルプロジェクトを立ち上げる。宮城県石巻市立渡波(ワタノハ)地区の子ども達と町のカケラを使ってオブジェの制作を始める。

運営事務 多田諭史  http://collabo.me/


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