はっちの一箱古本市、盛況でした。
はっちスタッフのnabeです。
読書の秋、みなさん、本読んでますか?
はっちでは「本」をテーマにしたイベントを、先週20日(土)に開催いたしました。
「はっちの一箱古本市」
https://hacchi.jp/programs2/hitohakohuruhonichi/
八戸市では「本のまち八戸構想」として、「本」を通して八戸を楽しいまちにする様々な取り組みを行っているのですが(詳細→ http://www.city.hachinohe.aomori.jp/index.cfm/13,72873,27,498,html)、
この日は「一箱古本市」を核として、「本」にまつわるイベントをいろいろ開催した「本づくし」のはっちでした。
上の写真は一箱古本市の様子。
12組の出店者の方々が、それぞれ古本を持ち寄って販売を行いました。
それぞれのお店のこだわりが込められたラインナップは見応えたっぷり。
料理、小説、絵本、写真、雑貨...眺めるだけでも楽しく、多くの来館者の方が足を止め、お店の方とお話をされていました。宮城や岩手など県外からはるばる出店いただいた方もいらっしゃいました。ありがとうございます!
そして、古本市の隣の会場では、「和とじ製本でメモ帳をつくろうワークショップ」を開催しました。
八戸の株式会社中長印刷(http://www.nakacho.net/)の中村勉さんが講師となって、伝統的な製本方法である「和とじ」でメモ帳(立派な表紙と紙!)を制作しました。
すぐに定員となる大盛況。もともと職人技なのでみなさん苦労されていましたが、中村さんの丁寧な指導もあって、参加者全員が完成できました。
糸で縫っただけなのに、とっても丈夫! 伝統を生き抜いた技術はすごいですね〜。
ほかのイベントもご紹介。
上の写真、左上は中長印刷さんご協力の「製本見本展示」。ふだん何気なく見てますが、いろんな製本があると、改めて実感。
右上は、先にも触れた「本のまち八戸構想」の紹介展示。ブックスタート、毎ブック事業をご紹介。
左下は「本を読みたい場所マップ」。市内で「本を読みたい場所」「そこで読みたい本」を来場者の方に書いていただきました。種差海岸で「思い出のマーニー」、更上閣で谷崎潤一郎などなど。「自分の家」で本を読みたいという方も。
そして右下は「知的書評合戦ビブリオバトルIN八戸」(http://feature.daily-tohoku.co.jp/biblio/biblio.htm)。これも全国的にひろがっているイベントですが、八戸では初開催!参加者が自分の推薦図書の魅力を熱く語っていました。11月1日は決勝だそうです!
などなど、「本づくし」だった20日のはっち。
新たな本の楽しみ方を味わうことができました。
みなさんも、新しい本の楽しみ方を見つけてみてください。
★このイベントは、2005年から東京の谷中・根津・千駄木で行なわれている「不忍ブックストリートの一箱古本市」を参考にしたものです。不忍ブックストリートの一箱古本市は、商店街の軒先をお借りして開催するものです。
http://sbs.yanesen.org/