はっちブログ

PANCETTA演劇公演 アウトリーチ&ワークショップを開催しました

みなさんこんにちは!はっちスタッフのあかりんです。


はっちでは、舞台芸術に触れる「パフォーミングアーツ公演」を年3回実施しています。
2回目の公演は「PANCETTA(パンチェッタ)」の演劇「声」
ピアノの生演奏と迫力の歌声で、とても見ごたえのある舞台でした。
鑑賞してから数日たちますが、いまだに頭の中で歌が鳴り響いています!

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(ゲネプロの様子)

公演前に、八戸市立北稜中学校で出張ワークショップを行いました。
PANNCETTAの5名といざ学校へ!

2日間にわたり、1年生のみなさんと一緒に活動しました。
初めはみんな緊張した様子でしたが、体を動かすうちにだんだんとほぐれたようでした。

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5、6名のグループに分かれて音無し伝言ゲームをします。
口パクや声を出すのは禁止で、身振り手振りでお題を後ろの人へ伝えます。
なかなか思ったように伝わらず、最後の人の答えの違いにみんな驚き、笑いが溢れました。

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最後には声をテーマに意見を出し合い、セリフ無しの短い劇に挑戦しました。
はっちスタッフも参加しましたが、難しかったです!

はっちのシアター2では、高校生向けの演劇ワークショップを実施しました。
参加者は市内高校演劇部のみなさんです。
まずはお互いに名前を呼び、返事をすることで、きちんと伝わったかを確認しました。

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きちんと目が合って、相手が受け取ってくれたか、伝わったかを確認する。
シンプルですが、自分は日常でこんなにしっかり意識して伝えようとしているだろうか、とハッとしました。

続いて、チームに分かれて音無し伝言ゲームに挑戦します。
お題はいったい何なのか、一体どんな風に伝わってくるのか......。
いざ答え合わせ!
最後の人と最初の人の演技を見てみます。
思っていたより違って、騒然。
最初のお題は「おこずかい」でしたが、正解者はいませんでした。
「伝えようとして記号化すると、逆に伝わりにくいこともある」と一宮さん。

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最後に、声をテーマに、セリフ無しの短い劇をチームごとに作ります。
どのチームも「なるほど!」と手を打ちたくなる内容でした。
ピアノの加藤さんが即興で劇に曲をつけると、その格好良さにみんな驚いていました。

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ワークショップ終了後も情報交換で盛り上がり、私も元気をもらいました!

ワークショップに参加し、公演を観に来た方は、事前に体験したことでリンクして感じ取れた内容もあったのではないでしょうか?

今年度最後のパフォーミングアーツ公演は3月1日(土)と2日(日)演劇落語の公演を予定しています。
2月後半に学校向けのアウトリーチや高校生以上を対象としたワークショップも開催します。
気になった方はぜひ、はっちのホームページで情報をチェックしてください!

「はっちがずっぱど南部弁」を開催しました!

わたくし、はっちのドミンゴです。
このたび、12月1日(日)に盛大に催された「南部弁の日」について、報告いたします。

■2階 ギャラー2 俊文書道会による・南部弁でザワザワやかましい展覧会
11/28(木)~12/2(月)9:00~21:00

プレイベントとして俊文書道会さんによるインパクトのあるアートな南部弁書作品を約30点展示しました。
南部弁を書作品にすることで、妙に味のあるちょっとくすぐったい書作品がとてもお気に入りです。
また、ご来場者のみなさまも熱心に書作品を見入っており、南部弁書作品の文字(方言)を見て懐かしさを感じていたようです。

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■1階 はっちひろば 南部弁で遊ぶびゃ~笑うびゃ~!
12/1(日)12:00~16:00

12:00オープニングで出演者全員がステージに登壇し、南部弁の片言を十日市秀悦さんの出演者いじりで面白おかしくスタートしました。
演目のトップバッターは俊文書道会の皆さんによる南部弁書初め。
生徒さん達の力強い筆さばきに圧倒され、南部弁が生き生きと書作品に生まれ変わりました。
生徒さん達の笑顔がとても印象的で素晴らしかったです。素敵な書作品ありがとうございます。

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二つ目の演目は、「街中に飾りたい南部弁は?」と題して出演者全員が登壇し、ご来場者と一緒に南部弁を探りました。
知っているようで知らない!難解な南部弁もありましたが、もしかすると来年のどこかで街中に南部弁が溢れるかもしれませんよ。

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三つ目の演目は、「街のおとぎ会」八戸童話会のみなさんによる南部弁語り部です。
正部家種康氏の長男である光彦さんが種康氏の遺志を継いで南部弁を大切にしている姿には共感すべきものがありました。
また、童話会の南部弁語りも身振り手振りの表現で楽しませていただきました。ありがとうございます。
南部弁バンザイ\(^o^)/

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最後の演目は、「わげ者ミニ歌謡ショー」と題して、出演者である古屋敷裕太さん・KANTAさん・真理奈さんの3名がパフォーマンスを披露しました。
古屋敷さんは本人の持ち歌で勝負、KANTAさんは和太鼓演奏で登場し最後に素敵な美声を聴かせていただきました。
最後の登場は真理奈さんで、チャーミングなコスチュームと心に響く歌声が魅力的でしたよ。
ご来場のみなさまも手拍子をしたり、腕を振ってリズムをとったりとノリノリでした!

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■2階 シアター2 爆笑バトルトーク
12/1(日)16:30~18:00

今回のメインイベントである爆笑バトル!
なぜ若者(わげもの)は南部弁を使わなくなったのか?いるのが?いらねのが?と題して出演者全員で南部弁の魅力を語り合いました。
もちろん司会進行は十日市秀悦さんで南部弁の奥深さを思う存分伝えていただきました。
その中で現役の高校生3名の参加があり、

今どきの高校生は南部弁を知っているようで知らない!
使っているようで使っていない!
なんともどもハッ!

このやり取りで会場全体が爆笑に包まれ、南部弁のニュアンスの奥深しさを強く感じました。
そして、南部弁を後世まで使い続け、伝えるために今後も南部弁の伝承を続けなくてはならないと強く肝に銘じました。

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以上、南部弁満載の報告でした。
今年も余すところ1か月足らずですが、ずっぱど笑って、ほろっとしてけんだ、なっす!
ではまた~はっちのドミンゴでした~。

はっちボランティアガイド研修会のご報告

こんにちは、はっちスタッフのマエケンです。
最近寒くなりましたね~
そんなときは暖かい部屋でお酒を飲みたくなります(笑)
お酒の話題が出ましたが、先日、はっちボランティアガイドの視察研修で酒蔵見学をしたのでご紹介します!

まず初めに八戸酒造さんを見学しました。湊町に所在し、新井田川が近くを流れます。
歴史を感じる建物が印象的です。「文化庁登録有形文化財」と「八戸市景観重要建造物」に指定されています。


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今回案内してくださったのは、宮本さんです。
お酒の製造方法やお米の種類、過去に案内した団体のエピソードなどを、南部弁を交えながらユーモラスに解説していただきました。

特に印象に残ったのは、青森県のお米を使って製造しているという点です。

地元の農家から購入することで、地元の活性化につながるという考えがとても素敵でした。

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解説の後はお待ちかねの試飲です。

数種類のお酒を準備してくださりました。

みなさんとても美味しそうに試飲しています。
また蔵には直売所もあります。

みなさんお土産も購入し、大変満足したようです。

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最後に酒蔵の中も案内してくださいました。

仕込みの容器や100年近く前の帳簿など貴重なものを拝見しました。


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次にお伺いしたのは八戸酒類さんです。

八日町に所在し、はっちから徒歩で行ける距離です。
案内してくださったのは田端さんです。
今と昔のお酒の製造工程の違いや、ワインと日本酒の製造方法、麹菌など、お酒にまつわるさまざま知識を学びました。

印象的だったのは、日本画家 横山大観のエピソードです。

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蔵の中も見学しました。

酒蔵を見学する際、事前に納豆やお酢など発酵食品を食べてくるのはNGだそうです。

他の発酵食品の菌が混じるとお酒の製造に悪影響を及ぼします。


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蔵を見学後、直売所でお土産の購入と試飲をしました。
カウンターで飲むとさらに美味しく感じますね。


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とても実りある、八戸の魅力を再認識した研修でした。

今度お酒を飲むときは、製造工程やエピソードなどを思い出しながら楽しみたいと思います。

はっちではボランティアガイドを随時募集中です。

またガイド案内の向上のために研修なども行っています。

興味のある方はぜひお声掛けください!

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