〈八戸市美術館連携〉八戸市美術館展覧会「美しいHUG!」タノタイガさんの作品設営の様子
はっちでは美術館などの公共施設と連携し、市内で活動するアーティストの滞在制作の支援も行っています。
今回ははっちに滞在し、八戸市美術館で制作を行ったアーティストの活動報告をお届けします。
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八戸市美術館で4月29日から開催する展覧会「美しいHUG!」の参加アーティスト・タノタイガさんが、作品《タノニマス》の設営のため、はっちに滞在しました。
《タノニマス》は作家の「タノタイガ」と、匿名を意味する「アノニマス」を組み合わせた造語です。
会場には、タノタイガさんの顔をかたどったお面がずらりと並びます。
会期中、来場者はお面にペンや毛糸、布などの様々な材料でお面に装飾することができ、無機質だったお面は、個性豊かなお面に生まれ変わります。
作品の設営では、設営業者によって打たれた壁のピンにお面をひたすら掛けていきます。
掛けられたお面の数は3,510個!
作品の設営は完了。
来場者が制作したお面によって、会期が進むごとに展示の様子が変わっていくところも見所です。
壁に掛けられたお面は手にとって着けたり、写真を撮ったりすることもできます。
また、滞在中の4月23日には、アートファーマープロジェクト「タノミマス」の第4回目の活動が行われました。
「タノミマス」は全4回のレクチャーがあり、プロジェクトメンバーはお面の下準備や、会期中は会場で作品《タノニマス》のサポートを行います。
この日は、タノタイガさんのレクチャーのもと、プロジェクトメンバーが実際にお面制作を行う他、会期中の来場者のお面制作サポートの手順や注意事項について確認しました。
プロジェクトメンバーが来場者へお面制作の手順を説明中。
その後ろには来場者によって制作されたお面が展示されています。
プロジェクト活動の様子はこちらからもご覧いただけます。
美しいHUG!<https://utsukushii-hug.jp/project/tanomymous/>
ぜひ会場に足を運んでみてください。