〈八戸市美術館連携〉「コピトラとつくる\ココハドコダ!?/パラレルシティ」プロジェクト開催!

はっちでは美術館などの公共施設と連携し、市内で活動するアーティストの滞在制作の支援も行っています。

今回ははっちに滞在し、八戸市美術館で制作を行ったアーティストの活動報告をお届けします。

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八戸市美術館では、10月12日(土)から開催する展覧会「風のなかを飛ぶ種子 青森の教育版画」の関連プロジェクトとして、「生活を見つめて表現する」ことや「共同制作」をキーワードに、アーティストユニット・THE COPY TRAVELERS (ザ コピー トラベラーズ)と市内の子どもたちによる作品制作を行い、会期中に展示します。

そのリサーチとプロジェクト実施のため、THE COPY TRAVELERS(以下、コピトラ)が7月と8月にはっちに滞在しました。

コピトラは、2014年から活動している、加納俊輔、迫鉄平、上田良の3人のアーティストが集まり共同で作品を制作するグループです。

3人で集めた様々な素材を、コピー機やカメラ、プリンターなどを使って作品にしています。


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今回のプロジェクトでは、2つの作品を制作します。そのうちの1つでは、館外に出て八戸の街をリサーチして集めた素材や、想像した街のイメージを組み合わせて、参加者が立体的な街「パラレルシティ」をつくります。


7月は、昨年12月の滞在時に行くことができなかった、グレットタワーや山車小屋、朝市、リサイクルショップ、八戸キャニオン、南郷地区、工場地帯などを巡りました。

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8月に子どもたちとどの場所に行こうか、どのリサイクルショップで素材を集めようかなど、そんなことを考えながら八戸の街を巡りました。

 

この滞在で作品制作へのイメージが湧いたようでした!

 

さて、8月はプロジェクト本番です。

事前に応募してくれた市内の小学生5名が、87日~11日まで、コピトラとともに活動しました。

 

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始めはみんな緊張した様子でしたが、すぐに打ち解けることができました。

 

今回のプロジェクトは、自分たちが想像する「パラレルシティ」をつくることが1つのテーマのため、自己紹介では名前や学年の他に、自分が住んでいる街について紹介してもらいました。

 

自己紹介の後は準備運動として「コピササイズ」からスタート!

コピトラがお互いにイメージをリレーしながら探求していくことを「コピササイズ(コピー+エクササイズ)」と呼び、コピー機の上に様々な物体を置き、それらをコピーすることでコラージュ作品が完成します。

 

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コピトラから操作方法などを教えてもらいました。

 

子どもたちは普段は触ることがないコピー機と、様々な素材に興味津々でした。

レクチャーを受けた後はどんどんコピーしていきます。

 

午後は、グレットタワーみなとへ行き、リサイクルショッププラザとリサイクルショップ タック石堂店を巡りました。

リサイクルショップでは、どんな街を作るかを想像しながら、素材を購入します。

 

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 2日目はブックオフプラスシンフォニープラザ八戸沼館店で素材となる書籍を購入し、3日目はひたすら「コピササイズ」を繰り返しました。

 

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2色印刷をしてみたり、コピーをした紙の上にさらにコピーしたり、様々な技法を身につけています!

 

そして4日目からは「パラレルシティ」の制作に取り掛かります。

まずは、コピトラが八戸市の地図をウミネコに見立てて作った土台のどの部分を担当するかを決め、その上に様々な素材を組み合わせて置いて「パラレルシティ」を作っていきます。

 

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5日目には、それぞれがつくった街を組み合わせ、1つ街にします。

道路を繋げたり、橋をかけたり、最後はコピトラも参加して、みんなで一緒に作り上げました。

 

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完成した後は上から撮影し、1枚の地図にします。

街の名前はみんなの意見を合体させて、「なんでも!準備中?5つのドリームコピパラシティ」に決定!

 

10月12日(土)からの展覧会「風のなかを飛ぶ種子 青森の教育版画」に展示されます。

楽しみにしていてください!

 

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