みなさま、こんにちは！

2024年度レジデンスアーティストの今井さつきです。

今回のブログは、2025年1月25日(土)から2月11日(火・祝)に開催された

滞在制作の活動報告展『人間ノリ巻き in 八戸 〜八戸の皆さん巻かさってください〜』の様子を報告したいと思います。

1月12日(日)から1月22日(水)まで行ったはっち 1階放送スタジオ前での公開制作と滞在制作を経て、《人間ノリ巻き》の米粒、滞在の中で見つけた八戸の具材、八戸の郷土料理である「菊巻き」をイメージした《人間菊巻き》を制作しました。

今回の報告展では、来場者も楽しみながら作品の一部になることができる《人間ノリ巻き》、《人間菊巻き》の展示と体験、私の八戸での活動記録と現地でリサーチした八戸の郷土食材である「菊」と同じく郷土料理である「菊巻き」についてを知ることができる掲示式展示の二部構成にしました。

展示開催の前には市長表敬にも伺い、市長にも巻かさっていただきました。

市長、巻かさっていただきありがとうございました！

巻かれるのが難しそうな小さいお子さんは菊や米粒の上に寝っ転がったり、八戸の具材と遊んだりと、体験者に合った方法で楽しんでいただきました。

また展示期間中には、リサーチ中に出会った郷土料理家である菜膳わたすげの山本康子さんから「菊巻き」と「フキの恵方巻き」の作り方を教えていただくイベントも開催しました。

幅広い年代の方にご参加いただくことができて、今後も八戸の郷土料理が市民の方の生活に生き続けていけばと嬉しく思います。

また他にも、はっちから少し車を走らせてYSアリーナ八戸に出張し、訪れた方々に《人間ノリ巻き》と《人間菊巻き》を体験していただきました。

スケートをしにきた子ども達は驚きながらも笑顔で巻かれてくれました。

 

YSアリーナ八戸では合計で67巻きの《人間ノリ巻き》、《人間菊巻き》を作ることができました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました！

はっち ３階 和のスタジオでも、2週間の展示の間にYSアリーナ八戸もあわせて257巻きを作ることができました。こんなにも多くの方に巻かさっていただけたことは本当に驚きましたし、嬉しかったです！

報告展に来てくださった方、巻かさってくださった方、気にかけてくださったみなさま、本当にありがとうございました！

 

八戸を初めて訪れてから半年近く経ちました。

八戸の春は美しい種差海岸や活気がある館鼻岸壁朝市、飲み歩きラリーを訪れて、初夏にはさくらんぼやブルーベリーを食べてホコテンにも参加させていただきました。秋には菊畑に菊巻きを含む菊の郷土料理を、冬はえんぶりを鑑賞することができました。

色々な季節それぞれの八戸の魅力をたくさん体験することができました。

それもこのプロジェクトに関わってくださったみなさまのおかげです。

本当にありがとうございました！

 

《人間ノリ巻き》in 八戸のプロジェクトは、今回で終了となります。

またいつか八戸のみなさまに再び巻かさっていただく機会が訪れるように、私もこれからも活動を続けていきます。

改めまして、みなさま本当にありがとうございました！

＜お世話になった方々＞

田中敬子さん（菊農家）、山本康子さん（菜膳わたすげ）、成田由美子さん（菊巻き職人）

鈴木美朝さん（喫茶へバナ）、赤坂美千子さん（地酒カフェはちのへ）、東方悠平さん（八戸工業大学）

 

＜菊農家 田中敬子さんとお友達のみなさま＞（順不同）

上野よう子さん、福士けい子さん、泉浦みつこさん、上野恵美子さん、川村キミ子さん

 

＜滞在中にご協力・交流してくださったみなさま＞（順不同）

喫茶へバナ、アグリセンター八菜館、八戸酒造株式会社、小林観光農園

種差海岸インフォメーションセンター、八戸工業大学、地酒カフェはちのへ

工房「澄」、まちぐみラボ、八戸市立図書館、八戸市博物館、八戸市農業経営振興センター

 

＜公開制作に参加してくださったみなさま＞（順不同）

三浦彩伽さん、佐藤さん、山道さん、おかもみさん

みずまろさん、あおとさん、りなさん、なのはさん

ちさとさん、ちーたんさん、すずちゃんさん、こはっぴさん

あやか（くどう）さん、ももかさん、春花さん、川上陽さん

のんさん、ありすさん、みらんさん、ちえこさん

ひらたマハナさとみさん、三中男子さん