【告知】きぼうのてプロジェクト2 ~みつけたたからもの~
3月も数日が過ぎ、八戸市内各所の残雪もようやく小さくなってきているようです。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。もうすぐ春ですねえ。
その前に、青森県南名物の「ひがんじゃらく」がありそうですが。本当に春はもうすぐ、ですね。
震災の余波が冷め切らない2011年の夏。
東日本大震災の被災地の子どもたちと東京の子どもたちが、自分たちの出来ることから復興を願って始めた「きぼうのてプロジェクト」は、
多くの方の協力の連鎖を生み、はっち・パルテノン多摩での同時展やこどもテレビ会議を開催することとなりました。
その後、国外でも巡回を重ね大きな反響を生みました。2年を経た今年。
東京、岩手7校の子どもたちが、震災を振り返って再び写真を作成し、互いに交流するプロジェクト
「きぼうのてプロジェクト2 ~みつけたたからもの~」が行われています。
そして、はっちでも、2階ギャラリー2にて3月5日より16日まで、皆さんの写真70点を展示中です。
ひとりひとり、写真にキャプションをつけていますので、そちらからも込められた思いを伺い知ることができます。
でも本当に、みんな力強い写真です。
岩手のみなさんは、きぼうを込めた「きぼうのて」の写真を。
東京のみなさんは、自分の思い出や被災地に届けたい「たからもの」の写真を、撮影されています。
そして、昨日3月8日(土)には、多摩市、宮古市、八戸市、そしてスペイン・コリアデルリオを繋いだ4箇所での
「こどもテレビ会議」を行いました。
八戸からは、2年前と同様に一貫して防災教育に取り組み続けている小中野小学校4年生の皆さんにご出演いただきました。
当日、コリアデルリオから震災復興祈念ソング「花は咲く」の日本語での歌唱のプレゼントもありました。
小中野小学校の皆さんは、一年かけて作成した新しい防災安全マップを小中野地区の住民の皆さんに届けていく、
というお話も。
忘れてはならない、忘れられない震災の記憶。その共有や、そこからの学び、乗り越えていくということ。
お互いにエールを交わしながら、これからどう歩んでいくかを小学生・中学生の皆さんの決意を伺った、熱い、
でもお互いを思いやる優しさに包まれたテレビ会議でした。みなさん、この思い出をもって成長していってくださいね。
はっちでの写真展は3月16日まで。ぜひたくさんの方にご覧いただきたいです。お待ちしております。
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きぼうのてプロジェクト2 ~みつけたたからもの~ 八戸・多摩同時写真展
3月5日(水)~3月16日(日)9時~21時 ※11日(火)は休館日。最終日16日は18時まで
はっち2階 ギャラリー2
主催 「きぼうのてプロジェクト2」実行委員会
問合せ 多摩市立豊ヶ丘小学校(柴崎) 042-371-3341