いよいよ明日から、八戸えんぶりです。

今年もえんぶりの時期がやってきましたね~。

えんぶりは、217日から20日までの期間に行われます。八戸の2月というと、
一番寒い...八戸的に言えば「しばれる」時期にあたるわけですが、正月の祝
福芸ということで市民は毎年えんぶりを心待ちにしています。
様々な装飾のある、大きくて立派な烏帽子を被った太夫と呼ばれる踊り手が
笛や太鼓の音に合わせて、初めて見ると一瞬「!?」となってしまうほど奇
抜な踊り......というと聞こえが悪いかもしれませんが、あまり無いタイプの
踊りかな?と思います。首を傾けて傾けて......といったような具合で力強く
踊るのです。
えんぶりは福島、山形、宮城、岩手、青森の奥羽5県に伝わる田植踊の一種な
のですが、八戸では国の重要無形民族文化財に指定されています。一年のはじ
めにその年の豊作を祈願するためのいわゆる神事ですので、とても神聖でとて
も大切な行事といえるでしょう。
大人だけではなく小中学生の参加者も多いので、まさに地元が一体となって行
う神事えんぶり。
とても寒い季節ではありますが、一年の豊作を願って祝言風に田作りの様子を
踊る太夫を見て、市民は心踊らすという、なんとも歴史深くてあったかいお祭
り。
寒さを吹き飛ばしてくれる事でしょう。
期間中でははっちでも公演や着付け体験ができますので、ぜひ、遊びにきてく
ださい。
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