はっち市出展者紹介<北の風陶房>
鈴木ツギオさんと鈴木はづさんは、愛知県立窯業高等技術専門校修了ののち、
1997年「北の風陶房」を開設。
全国各地で作品展を開催しています。
ツギオさんは、細部釉や灰釉、焼き締め、黒釉など料理の映えるシンプルな器、
現代の生活にマッチした器作りを心がけ創作しているそうで、はづさんは、焼
き締めでシンプルな花器や色彩が楽しいカップ等、心豊かな時間を過ごすため
にささやかな提案が出来たら...と思っているとのこと。
※焼き締めとは...
一般に陶器はその素地(きじ)に吸水性があり、日常生活では用途が限られる
ために釉薬(うわぐすり)をかけることが多いのだそう。焼き締めは、硬質で吸
水性が少ないため施釉はしないのが特徴で、古くから急須、茶碗、など様々な
陶器に用いられてきたといいます。
釉薬を使用しないことで、土そのものの特長を生かした素朴で味わい深い仕上
がりになるのだそうです。
ツギオさんとはづさんの作品は、まさにシンプルだけれど色彩豊か。
ツギオさんの、黒釉のカタチにこだわった食器や花器。
そしてはづさんの、明るい色彩のカップや昨年作った家をキャンドルホルダー
(完成途中)に発展させた作品など、多種多様でありながらどれもこれも人を惹
きつけるものばかり。
限られたスペースですが、地元の方とたくさん交流出来ることを楽しみにして
いるそうです。「北の風陶房」の楽しく明るい作品をぜひ見にきてください。