〈はっちAIR〉 雨宮由夏プロジェクト活動の様子「食器や道具について」

はっちで実施するアーティスト・イン・レジデンス事業(以下AIR)で、今年度2組のアーティストが八戸に滞在して活動しています!

 

はっちのAIRとは、さまざまな芸術分野で活躍するアーティストが、八戸のまち・人・生活文化と交わりながら、交流のきっかけを与えられるようなアート活動をすることで、まちに活力や発見・感動・元気を生み出すことを目的として実施しているものです。

 

今回は今年度滞在アーティストの1組、雨宮由夏さんが活動していた様子をお届けします!

 

雨宮さんは水彩画でのドローイングやインスタレーションを行うビジュアルアーティストです。

の土地にある歴史や文化、暮らしや事柄、道具やものなどを丁寧に掘り起こし、

新たな視点で繋ぎ合わせたことで起こる波紋のような柔らかな広がりを探求しています。

 

はっちでのAIRプロジェクトでは、日常的に使っていた食器や料理の時に使用する道具などのリサーチをきっかけに、

何気ない使用方法や使っている場面、思い出などを紐解きながら、そこに暮らす人たちの食卓や生活、地域の文化などを浮かびあがらせていきます。

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 雨宮さんが取材で八戸入りしたのは8月末。今回は八戸を知るために2週間ほど滞在しました。

八戸に来たのが初めての雨宮さんは、海も山もある八戸を知りながら食器や道具にまつわるいろいろな所へリサーチに行っていました。

その一部をご紹介します。

 

取材させていただいた三戸町の「貝守やまゆり会」の皆さん。

こちらでは南部地方の郷土料理や保存食についてお伺いしました。

50名の会員で三戸町産直ひろばへお餅などの郷土料理などを出品しています。

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田面木公民館の三浦館長からは、田面木地区で毎年2月に行っている地域行事「八皿(やさら)」についてお話をお伺いしました。

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来年2月にも公民館へお邪魔して、実際に八皿を行っているところを取材させていただきます。

 

 

こちらは陸奥湊にある港むら福さん。

らくがんや餅づくりに昔使用していた「木型」を取材してきました。

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今はほとんど使っていないそうですが、珍しい木型が多くて戦車や港ならではの海の幸の姿も!

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はっち館内でも食器や昔食べた料理などについて、来館している方へ取材させていただきました。

実際に昔使用していた時のエピソードや、その時に食べていた料理など...、皆さんたくさんのお話をしてくださって、

気さくにお話をしてくださる方が多いことに感激していました。

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短い滞在の中でも中身が濃い取材でどっぷり八戸に浸かっていた雨宮さんでした。

 

取材したエピソードなどを集めて、食器や道具などの"カルテ"を作りたいそう!

どんな形で皆さんへお披露目となるのか...今から楽しみです。

 

ほかにも沢山の方にお話を聞かせていただきました、ありがとうございます!

皆さんもお家にある手放せない大切な食器があったら、そのエピソードを雨宮さんへお聞かせください。

 

秋以降もまだまだプロジェクトは続きます。

次回滞在時にもリサーチしながらワークショップなどを開催予定です。

決まり次第こちらでもご紹介しますね。お楽しみに~!


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