スケートの魅力
氷都八戸の魅力をカタチにする
そんなアーティストを求めています
八戸市は、まちと人の魅力を生み出すために、アートの力を活用したまちづくりを推進しています。市民がアートを通して八戸の魅力を発見し、新たな出会いと関係を生み出すことで、より魅力あるまちをつくることを目指しています。
■「はっち」とは
『八戸ポータルミュージアムはっち』（以下『はっち』）は、新たな交流と創造の拠点として、賑わいの創出や、観光と文化の振興により中心市街地と八戸市全体の活性化を図るために2011年に開館しました。『はっち』はまちづくり、文化芸術、観光、ものづくり、子育てを軸とした市民活動をサポートするギャラリーやシアター等の多様な設備を備え、八戸地域が持つ様々な地域資源を大事にしながら新しい魅力を創りだすことをコンセプトに事業を行っています。
開館後は多くの市民活動に活用されており、中心市街地は再び賑わいを取り戻しつつあります。
■「はっち」のアーティスト・イン・レジデンスとは
『はっち』のアーティスト・イン・レジデンス・プログラムでは、さまざまな芸術の分野で活躍するアーティストを対象として、まちと関わりながら住民に発見と感動、交流のきっかけを与えられるようなアート活動を支援しています。
『はっち』にはレジデンススペースや工作スタジオがあり、滞在しながら創作ができます。アートを含む多分野がクロスする複合施設でのアート・プロジェクトとして、大いに八戸のまち・人・生活文化と交わりながら、まちに活力や発見・感動・元気を生み出すことが、はっちのレジデンス・プログラムの目的です。
今回の公募テーマは「スケート」です。八戸市では第１回スケート国体をはじめ、全国最多の12回が開催されるほど、アイスホッケーやスピードスケートなど氷上のスポーツが盛んです。北国にありながら雪が少なく晴天率が高い気候のもと、市民は古くからスケートに親しんできており、数多くのオリンピック選手も輩出しています。現在は少子高齢化の影響もあり競技人口は減りつつあることから、現在計画中の国内で３棟目となる屋内スケートリンクの整備も進む中、スケートが盛んなまち＝「氷都八戸」として新たなステップを目指そうとしています。
アーティストのみなさんには『はっち』を拠点として、市民の方々にスケートの魅力をより感じていただけるような作品創造やアートプログラムを実現していただくことを期待しています。
□これまで『はっち』のアートプロジェクトに参加したアーティスト（一部）
| アサダワタル | 日常編集家「八戸の棚Remix!!!!!!!!」 |
|---|---|
| 梅佳代・浅田政志・津藤秀雄 | 写真家「八戸レビュウ」 |
| スー・ハイドゥ | アーティスト「デコトラヨイサー！」 |
| KOSUGE1-16 | アーティストユニット「はっち流騎馬打毬」 |
| ポーワング | アーティストユニット「ツール・ド・八戸」 |
| 田附勝 | 写真家「魚人」 |
| YORIKO | コミュニケーション作家「八戸ロマン時空探検隊」 |
| 山本耕一郎 | アーティスト「八戸のうわさ」「八戸のうわさ２」「まちぐみ」 |
| 山田珠美・磯島未来 | ダンサー「踊りに行くぜ！」コミュニティダンス制作 |
| 斉藤栄治 | ダンサー「酔っ払いに愛を」 |
| 大澤未来 | 映像作家「はっち流騎馬打毬」 |
| SAMA・YAMA | アーティストユニット「ハチノヘものがたり」 |
| 大島亜佐子 | アーティスト「はちのへごっこ『ハマネコ』」 |
■事業期間 2016年12月1日（木）～2017年2月28日（火）
（上記期間内で最大滞在日数80日）
※実施期間、展示・公演日等については相談の上決定
■応募締切 2016年2月19日（金）必着
※郵送又は直接持ち込み。（E-mail、FAXによる応募は受け付けません。）
■募集人数 若干名あるいはグループ（グループ人数は３人まで）
■募集内容 スケートをテーマとしたアートプログラムや作品
ジャンルは問いません
■応募条件
- 現代芸術の分野で活躍しているアーティストであること（ジャンルは問わない）。
- 年齢・性別・国籍は問わない。ただし、
※2016年2月9日時点で18歳未満の場合は、応募用紙に保護者の署名捺印が必要。グループに未成年者が含まれる場合も同様。 - これまでに日本国内でのレジデンスや類似する活動の経験があること。
- 制作、生活に係る全てを独力で行うことができること。
また、制作の成果を作品として発表し、展示作業及び撤去まで責任を持って行うことができること。 - 滞在期間中、市民との交流事業を企画し実施できること。
- 滞在期間中、市民やスタッフとのコミュニケーションや協調が図れること。
- 日本語で意志の疎通ができること。
- 過去に犯罪歴がないこと。
- 過去３か年内に八戸市に住民票を有していた時期のある方は、納付すべき八戸市税を滞納していないこと。
■活動内容
- アーティストは滞在期間中に作品を制作し、展覧会、公演等の発表を行うほか、市民交流プログラムを実施していただきます
（作品発表形態がワークショップやアウトリーチなど市民交流の形態を取る場合は協議します）。 - 市民交流プログラムは、アーティストトークを１回程度及び市民を対象とするワークショップかアウトリーチ等を１回程度行うこととします。
■支援内容
| 交通費支給（渡航費用含む） | 実費支給（１名／１グループに対して10万円上限） |
|---|---|
| 制作費支給 | あり（１人/１グループに対して30万円） |
| 滞在費支給 | 1名の場合…1日あたり3,000円支給（最大80日分。24万円上限） 2名以上のグループの場合…1グループに対して1日5,000円支給。最大80日分。上限40万円） |
| 滞在について | レジデンスに滞在していただきます。 活動のための移動手段・食事などはご自分で確保してください。（貸出自転車あり） |
| 制作スタジオ | あり（5階レジデンス、共同スタジオ、工作スタジオ、備品工具など） |
| 展示・公演スペース | 使用スペースについては、参加決定後、招聘アーティストと相談の上決定します。 なお、時期含め希望に添えない場合もございますのでご了承ください。 |
| 宿泊施設 | あり（5階レジデンス、46m2）※部屋にバス、トイレ付き。共用の洗濯室、キッチンあり。 1室のみの貸出です。時期によって他のアーティストが別室にレジデンスする場合があります。 |
| 広報 | チラシ制作やHPでの告知等、広報については、『はっち』で広報協力を行います。 |
| 記録集 | なし（『はっち』HPやアーカイブ本などに活動記録を掲載します） |
| その他 | 他の公的機関からの助成を受けているアーティストの参加も可とします（事前に必ずお知らせください）。 制作費及び滞在費の支給に際して、所得税の源泉徴収をいたしますので予めご了承ください。 また、支給時期は原則として滞在終了後になります。滞在期間中の支払いを希望される場合は事前にご相談ください。 事業期間として定めた期間以外での活動については協議の上決定いたします。 |
■応募方法
- 応募用紙（ＨＰからダウンロードできます）に記入し、資料を添付の上、郵送又は直接持ち込みにて提出してください。
※資料として、近年の作品写真や活動記録、上演を伴う発表形態の場合は公演内容を見ることのできる映像資料等を必ず添付してください。なお、提出資料は返却いたしません。
■選考及び通知
- 提出された資料をもとに、選考委員会で決定し、応募者に通知します。（2016年3月予定）
- スカイプ等、web上のサービスを利用した面接の実施や、追加の資料提出、質問に対するご回答を求める場合もございます。
- 選考結果に関する質問及び異議申し立てには一切応じられません。
■事業実施までのながれ ※多少変更になる場合がございます。
2016年2月19日締切 → 2016年2月末選考結果通知 → 2016年3月にリサーチ滞在（数日間）
→ 2016年度内に事業実施 → 2016年度内に事業報告
■注意事項
- 支援内容に掲げる以外の諸費用はアーティストのご負担となります。
- 必要な機材等について、『はっち』で所有していないものが必要な場合は、各自で用意し搬入してください。
- 家族、制作アシスタントなどの同伴者を伴う場合は、必ず事前に相談してください。なお、支援内容はアーティストにのみ適用されます。
- 『はっち（八戸市）では、本プログラムにおけるアーティストの作品及び活動状況の一部を写真及びビデオで記録し、広報等に活用させていただきます。
- アーティストには、『はっち』（八戸市）が行う広報活動のほか、報道機関からの取材等について、可能な範囲でご協力いただきます。
- 本プログラムで制作された作品の著作権は全てアーティストに帰属しますが、『はっち』（八戸市）で記録した写真や映像等の著作権及び広報宣伝のためにそれらを使用する権利は、『はっち』（八戸市）に帰属するものとします。
- 滞在期間中は、『はっち』の館内ルールを遵守していただきます。
- 滞在期間中に事故・病気など、不測の事態が起こった場合は、アーティストが責任を負うものとします。旅行保険に入られることをお勧めします。
- 展示終了後に作品をはっちに置いていく場合は、作品の扱いについてはっちに一任させていただきます。
■その他
- この要項に記載のない事項についてご不明な点がありましたら、『はっち』までお問い合わせください。
連絡先
事務局 八戸ポータルミュージアムはっち
開館時間 9:00〜21:00 ※12/30,1/2,3は10:00〜18:00
（休館日：毎月第２火曜日、12月31日・1月1日）
TEL 0178-22-8228 FAX 0178-22-8808
E-mail hacchi@city.hachinohe.aomori.jp
※この事業の主体は八戸市となります。八戸ポータルミュージアムはっちは八戸市で管理・運営する公共施設です。