「八戸レビュウ」は、市民の手で日々この街に生きる市民の人生のひとこまを記すことから始まりました。
さまざまな場所、さまざまな立場で生きる、さまざまな年代の人生の断片を、八十八人の市民のペンが生き生きと描き出します。
八戸市出身の作家、木村友祐氏とクリエイティブディレクターでエッセイストの佐藤尚之氏からアドバイスをいただき、市民が書き上げた八十八のストーリーは、三人の写真家に託されました。
梅 佳代、浅田政志、津藤秀雄。三人の写真家は、その文章をもとに被写体と出会い、撮影場所、シチュエーションを設定していきました。
三人の写真家が切り取った八戸の人々の実像と市民ライターの文章が、八戸の今を浮かび上がらせます。
開催時間=9:00-21:00 (2月26日は13:00-/3月16日は17:00まで)
◎八戸ポータルミュージアム はっち ◎入場無料
1981年、石川県生まれ。2002年、日本写真映像専門学校卒業。2007年、ファースト写真集『うめめ』(2006年)が異例のベストセラーとなり、第32回木村伊兵衛写真賞に輝く。2010年は『男子』(2007年)、『じいちゃんさま』(2008年)に続く、最新写真集『ウメップ』を出版。写真展「ウメップ:シャッターチャンス祭り」を東京、大阪で開催した。その他、新聞、雑誌等での写真連載や国内外での展示を数多く手掛けている。
1979年、三重県生まれ。2000年、日本写真映像専門学校卒業。2004年、東京・スタジオフォボス勤務。2007年、写真家として独立。2008年、写真集『浅田家』を出版。第34回木村伊兵衛写真賞に輝く。以降全国各地で浅田政志写真展「浅田家」開催。2010年、三重県立美術館にて「Tsu Family Land」浅田政志写真展開催。写真集『NEW LIFE』を出版。その他、各地のアート・プロジェクトに多数参加している。
1962年、宮城県生まれ。1984年、六本木アートセンター勤務、1985年、齋藤亢氏に師事。1997年、仙台にてFIELD設立。1999年、スペシャルオリンピック、オフィシャルカメラマンとして参加。 全国各地にて、写真展開催。ライフワークとしてさまざまな市井の人々の肖像写真を撮影している。社団法人日本広告写真家協会会員。
1970年青森県八戸市生まれの作家。2009年『海猫ツリーハウス』で第33回すばる文学賞受賞。東京都在住。
1961年東京生まれ。クリエイティブディレクター。ACC賞、JIAAグランプリ、カンヌ銅賞、日刊新聞広告賞グランプリなど受賞多数。個人サイト「www・さとなお.com」を運営。「さとなお」の名で著書多数。 『人生ピロピロ』(角川書店)、『沖縄上手な旅ごはん』(文藝春秋)、『うまひゃひゃさぬきうどん』 (光文社)、『明日の広告~変化した消費者とコミュニケーションする方法』(アスキー新書)など。
3人の写真家が撮影を通して感じたこと、市民の取材から浮かび上がってきたものを検証します。
津藤氏自身が作品展示会場で案内、解説する鑑賞ツアー。
ウミネココスチュームを制作して身につけ、屋外撮影に参加。現場で浅田氏のロケを体験できるミニツアー。
なぜ今、梅佳代の写真に人はひきつけられるのか。梅佳代マジックのヒミツについて語ります。