旅する染物屋こと丸山純平さん。
今年3月から拠点を神奈川から長野県大町市に移し制作に励んでおられます。
全て土に返す事をコンセプトに染料には[果実の皮、葉、実、根、枝、虫]などを使い、媒染剤には[木灰、鉄分、石]など天然素材の物を使ってます。
[染料の煮出し30分、染め30分、媒染30分]の工程を8~10回重ねる事で、表面的な色だけではなく芯の色まで深く濃い独特の染物が仕上がります。
川で水を汲み上げ、火を焚き、川で洗い長く使って頂けるように“手と心”で雨の日も風の日もゆっくり丁寧に染め続けているという純一さん。
そんな純一さんの想い・愛が、込められている作品は不思議と力強いエネルギーを私たちに与えてくれ、物を大切に使う「心」を改めて考えさせてくれます。
また天然素材を使用して染め上げた作品一点一点すべて表情が異なりどれも同じものはありません。世界中で一点しかない純一さんが大切に丁寧に染め上げた丸山染屋の作品をぜひ見にきてください!
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