今春にジャムの製造販売を決めた、青森県むつ市の「Charlie’s Jam」。
佐々木翔兵衛さんご夫婦は、即、夕食後に企画会議を始めました。コンセプトの設定、それに伴うラベルデザインの考案など。次第に脱線して何の話だっけ、てこともあったそうで、夫婦ならではという感じです。
佐々木さんの畑には、ラズベリー、すぐり、房すぐりがあり、畑の手入れももちろん行っています。
畑仕事は奥様のほうがベテランなようで、佐々木さんは奥様の指導の下、収穫までの作業を新鮮に楽しんだそう。
8月に入り「雑貨屋さんに置かせてもらおう。」を基本に営業活動を開始しました。どこも一口の試食で即決だったそうで、佐々木さんのジャムがどんなに美味しいか分かります。
佐々木さんご夫婦の知り合いで、東京のデザイン事務所の経営者や元有名雑誌の編集長などにも味・デザインともに好評で、少し自信をつけたところです。
「Charlie’s Jam」はまだ始まったばかり。
季節を追って手近で入手できる素材をベースに、夏はベリー類、秋はミントを入れたりんごジャム。冬はやはり、りんごをベースに山ぶどう、グミなど自然の中で人の手が入っていないものも利用してジャムを作っていきたいと考えています。
奥様の興味はジャムだけでなく、ケーキやパンにも広がっていきそう。
「基本はシックで野趣にあふれ、身近な食べ物がちょっと素敵な雰囲気を出せるように作っていきたい。麻紐、生成りの布、日に焼けた麦わら帽子、漆喰の壁。そんなものが周りにある心地よさを表現したい。」
と、考えているそうです。
佐藤さんご夫婦のナチュラルな生活が伝わってくるような、そしてなんといっても、ものすごーく美味しそうな「Charlie’s Jam」のジャム。
ぜひはっち市でお楽しみください。
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