以前は建築設計の仕事をしていた須貝清和さん。
そのときに養ったデザインの方法を、ジュエリー、アクセサリー、スプーン、オブジェ等に生かして、作品のデザイン・製作をしています。
お店の名前は「デザイン工房エッセ」。
須貝さんが目指すものは、シンプルで、いつまで経っても飽きがこないデザイン。
年齢、性別、国籍等に関係なく、誰もが「いいな」と思えるような作品を作るよう、心がけているそう。
また、400年前に秋田で刀の鍔(つば)を作るのに始まったといわれている、杢目金(もくめがね)の作品も製作しています。
杢目金って…?
江戸時代に発展した、金属で杢目の文様を作る日本独自の金属加工技術で、当時は新しい金属加工技術の誕生といわれましたが、廃刀令によって技術の一部は途絶え、一部は復活した不思議な技術だといわれているそうです。
杢目金技術は、金属素材の変化を五感によって感じとり、素材との対話によってはじめて、その独特の紋様をあらわすそうです。
須貝さんが、ひとつひとつの金属から見つけた、世界にたったひとつの紋様。
ながめているだけで、色々な想いが浮かんできそうですね。
「作品を直に手に取って、じっくりと見ていただきたいと思います。また、作品を通していろいろな話ができれば嬉しく思います」
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