魚ラボ

第4回魚ラボ会 八戸で釣り三昧 報告

 長崎泰一さんと西本匡さんをゲストに迎え、「釣り」をテーマに9月6日(土)第4回魚ラボ会が開催されました。
釣りと魚に詳しい長崎さんは、かつて釣具店に勤めていて、自ら青森県の釣り情報を発信しておられました。西本さんは九州出身。
「釣り情報八戸」というウェブサイトとFacebookを主宰しています。
 当日の昼間、偶然にも新井田川でハゼ釣りをしていたお二人。対岸に同じような釣り方をしている人がいるなあとお互いに思っていたら、なんとそれは長崎さんと西本さんだったそうです。太公望はやはり目の付け所が同じのようです。
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 会場にはさまざまな釣り竿や、手作りのルアー、毛針や擬餌のほか、昔少年たちが夢中になったなつかしい釣り入門本など、さまざまな釣りグッズが持ち込まれ、釣り談義に花が咲きました。
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 魚ラボ編集部が感動したのは、釣り人たちが魚の行動を実によく観察して、エサ・針・釣り竿などを選び、魚の行動を想像しながら微妙な竿使いで魚を罠にかけているということです。まるで魚になって一緒に泳いできたかのように、狙う魚の行動や好みについて、お二人は話しておられました。
長崎さんいわく、「釣り人は妄想人なんです。今魚がどこにいるのか、それを想像し、釣り竿をあやつるのです。」釣り愛好家たちの話をお聞きし、俄然釣りのおもしろさがわかりました。
 小さいサバがたくさん釣れたりすると、唐揚げにしたりする食べ方が一般的ですが、西本さんは圧力鍋で煮てツナのような状態にし、パンに挟んで食べるそうです。釣り人ならではのおしゃれな食べ方も教えていただきました。
 参加してくれた小学生も「大きな魚はどこで釣れるのですか?」などと、ストレートな質問を次々と投げかけていました。

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 子どもからお年寄りまで楽しめる釣りの魅力は、釣ること、自然と親しむこと、食べることなど、実に多面的です。魚が釣れた喜びを、家族や仲間同士で共有できることも、釣りの楽しさです。
 八戸は海釣りも川釣りも多彩に楽しめる場所。はっちフィッシングミーティングでも「釣りに行こう!」と、参加者のみなさんと盛り上がった夜でした。