魚ラボ

【報告】魚のまちを目玉看板で彩ろう

 魚食振興のために活動する、はっち魚食ガールズが、8月2日(土)と3日(日)の両日、「魚のまちを目玉看板で彩ろう」と題したワークショップを行いました。
 初日には、八戸水産高等学校の芸術愛好会の3人や顧問の小野澤先生をはじめ、女性たち6人が、アーティストの千葉ひろみさんとともに、陸奥湊駅前の魚菜市場を訪れました。各店でイチオシの商品、心がけていることやモットー、好きなことや特技などをインタビューし、それをもとにお店の看板を作りました。
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 お惣菜を扱うお店それぞれにこだわりの目玉商品があること、生鮮品を扱うお店にはそれぞれ専門とする魚種があることを知りました。
ホッケ・サンマの開き専門店、甘エビ専門店、マグロ専門店などそれぞれの店主が、いい魚を選び抜きお客さんに喜んでもらおうとがんばっていらっしゃることも再発見しました。
また、笑顔を心がけていると語ってくれた方が、たくさんいらっしゃったことも心に残りました。
 経験豊かな店主たちが、自信を持って選んだ商品が並ぶ魚菜市場。もっともっと利用したいと思いました。
 はっち魚食ガールズが作った看板が、それぞれのお店の特長を覚えていただく手助けになればうれしいです。
11日(月)に、38店のみなさんに看板を贈呈する予定です。
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<魚食ガールズたちの感想から>
米久春菜さん(青森県立八戸水産高等学校1年/佐々木商店の看板を制作)
魚菜市場の昔のにぎわいや歴史について、今まで知りませんでした。お話をお聞きして、それを知ることができてよかったです。制作に関われてうれしいです。

宮崎祐希さん(青森県立八戸水産高等学校1年/天満商店・中村商店の看板を制作)
実際にお店に行って直接お話を聞けたことが楽しかったです。市場が昔みたいに盛り上がってほしいと願いを込めて看板を作りました。

宮崎真希さん(青森県立八戸水産高等学校1年/坂本商店・髙橋商店・工藤商店の看板を制作)
インタビューをもとに看板を描くのはむずかしかったです。実際にお話を聞いて描くということは初めだったけれど、とても楽しかったです。

小野澤千代子先生 (青森県立八戸水産高等学校/野田商店・沼舘商店・関川商店の看板を制作)
芸術愛好会のみんなを見守るつもりだったのに、いつの間にか参加することになり、夢中になっていました。魚菜市場でお話を聞くと、売っているものがお店によって違っていることや、それぞれのお店が何を売りたいかよくわかりました。早起きして、もっとこの魚菜市場で買いたいと思いました。また、芸術愛好会はいつも学校の中だけで活動していますが、外に出て活動することもおもしろいのではないかと気づく、いい経験ができました。

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