魚ラボ

田附勝写真展「魚人」/はっち魚ラボの1年展

田附 勝写真展 「魚人(ぎょじん)」

人は海に出て魚を獲り、それを糧にしてきた。
写真家 田附 勝が
八戸のハマに生きて来た人々と遠い昔から営まれて来た暮らしをとらえた。
魚のまち 八戸のルーツがそこにある。

平成26年5月から八戸沿岸部の人々やその暮らしを撮影してきた写真家の田附勝(たつき・まさる)さん。写真展「魚人」では、田附さんが撮影した八戸の「ハマ」の営みを展示いたします。

この写真展は「はっち魚ラボ」の一環として、写真家の田附勝さんが青森県八戸市の八戸港から種差海岸周辺の浜の人たちの営みや風物を撮影したものです。

田附さんは7ヶ月間にわたり、毎月1週間ほど八戸に滞在して撮影を行いました。
暮らしに寄り添いながら、ハマの方々ともに過ごす時間を大切にしながら、魚や海に向き合う人々の日々を撮影してきた田附さんの目に「八戸の海」はどのように写ったのでしょうか。

抗いきれない大自然に立ち向かい、融和しながら暮らしを営んできた浜の人たちの姿と、魚と人の命と命が交わり合う場所の持つ畏れや空気感を、田附さんの作品から感じていただきたいと思います。

期間 1月24日(土)〜2月22日(日)9:00〜21:00 ※初日は11:00から
休館 2月10日(火)全館休館日
会場 1階 ギャラリー1・シアター1

[オープニングセレモニー]

日時 1月24日(土)11:00
会場 1階 シアター1前

[アーティストトーク]

日時 1月31日(土)18:30〜20:00
会場 2階 シアター2
出演 田附 勝(写真家)
赤坂 憲雄(民俗学者・福島県立博物館館長)

参考:田附勝トーク「八戸の漁師たちに迫る」(第6回魚ラボ会)

■田附 勝 Masaru Tatsuki

1974年富山県生まれ。1998年、フリーランスとして活動開始。同年、アート・トラックに出会い、9年間にわたり全国でトラックやドライバーの撮影を続け、2007年に写真集『DECOTORA』(リトルモア)を刊行。2011年には写真集『東北』)(リトルモア)を刊行し、第37回(2011年度)木村伊兵衛写真賞を受賞。
http://tatsukimasaru.com/

■赤坂憲雄 Norio Akasaka

民俗学者、学習院大学教授、福島県立博物館館長。1999年『東北学』を創刊。2007年『岡本太郎の見た日本』でドゥマゴ文学賞受賞、2008年同書で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2011年4月東日本大震災復興構想会議委員。


はっち魚ラボの一年展

期間 1月24日(土)〜2月22日(日)9:00〜21:00 ※初日は11:00から
休館 2月10日(火)全館休館日
会場 1階 シアター1、2階 ギャラリー2

[はっち魚食ガールズ鍋おふるまい]

八戸水産高校の生徒さんたちと白浜の主婦のみなさんが考えた2種類の鍋を各100食ずつおふるまいします。

日時 1月24日(土)14:00
会場 1階 はっちひろば

※展覧会会期中、八戸市鷹匠小路と東京都大手町の「魚食家きんき」で、八戸水産高校の生徒さんたちが考案した魚食ガールズ鍋「イカサバ団子のトマト風味鍋」を食べることができます(有料)

[魚ラボ・ディレクタートーク]

はっち魚ラボの一年を振り返りながら、魚食をめぐるさまざまな発見をご紹介します。

日時 1月25日(日)14:00〜15:00
会場 2階 ギャラリー2
トーク 吉川 由美(はっち文化創造ディレクター)
  • 2014年12月13日(土)18:30〜20:00「八戸の海辺のくらしを見つめ直す」ゲスト:小林 力(八戸市博物館 学芸員)
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