パフォーミングアーツ「tantanダンス公演」制作報告

今年度からはっちではパフォーミングアーツ公演公募事業として、演劇やダンスなどの公募を行いはっちのシアター2を活用して定期的にパフォーミングアーツ公演を開催しています。

 

今回はその第3弾公演で滞在制作をしている、ダンス・アートカンパニー tantanによるダンス公演『パンドラの匣。』についての制作風景やダンスワークショップの様子をお伝えします。

  

1210日(土)、11日(日)に開催するダンス公演『パンドラの匣。』は、11月に東京公演が終了したばかりのできたてホヤホヤの新作公演です。

 

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東京公演での劇場やシアターの広さ、設備の違いなどを、はっちVer.にして制作を進めています。

 

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東京公演とはまた違う照明の演出もあり、アッというもの1時間ちょっと公演になりそうです!

 

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今回は制作の合間に、129日(金)には市民の方向けに「身体の動かし方を学ぶダンスワークショップ」を実施しました。

当日は初心者の方からダンス経験者の方まで幅広くご参加いただきました!

 

普段は5時間かけて行う内容を2時間(!?)にぎゅーっと凝縮したワークショップを、tantanの亀頭さんが講師となって一緒に身体を動かしながら進めていきます。

 

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身体の細部の動きを知るために、身体の中に小さなボールがあるのをイメージして身体を動かしたり、曲を使ってメロディーをなぞりながら動いたり、表現しやすい様にイメージを膨らませる内容です。

 

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最後には公演で使用するミラーボールが光る中、身体を動かして曲のイメージをそれぞれ表現していました。

  

最初はぎこちなかった参加者の動きも徐々にほぐれて、自分なりの表現を探していました。

ワークショップで聞いたことや知ったことが、どこかで活かされれば幸いです。

 

今回は作品に出演しているダンサー3名から、1210日(土)、11日(日)に開催するダンス公演『パンドラの匣。』

の制作についてや八戸の印象など、コメントをいただきました!

公演に向けて気合十分!ぜひ生の迫力ある公演を劇場でご覧ください!

 

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こんにちは。今回、パフォーミングアーツ公演第三弾、tantan「パンドラの匣。」を上演させていただく、tantan主宰の亀頭可奈恵です。

 

今回この企画に参加させていただくことになったのは、tantanのダンサー佐々木萌衣が八戸出身ということもあり応募させていただきました。

以前も、酔っ払いに愛をという企画に参加させていただき、八戸の方々にとてもお世話になって、暖かい気持ちになり、今回もまた行きたいと思っていたのでとても嬉しかったです。

 

私自体は、東京の出身で青森は今まで行ったことがありませんでしたが、大学で佐々木萌衣と出会い、tantanを設立し、萌衣ちゃんの実家にお邪魔させてもらったり、めいちゃんのご両親に恐山にまでつれてってもらったり、大間までマグロを食べに行ったり、八戸とはとても良い縁を築くことができました。

 

今回は東京公演をしてから、八戸公演をやることとなり、初めてのツアーという形で、どのようになるか、緊張しながらも楽しみです。

東京公演と比べて、舞台もだいぶ大きくなっているのと、やはり、テクニカルをやってくださる方が違うということもあり、この八戸での公演は東京とはまた一味違うものとなる!と、期待しています。

すでに、テクニカル打ち合わせを終えて、照明、音響を作っているのですが、全く違うものとなっていて、とても面白いのではないかと、確信しております。

この、八戸で作品も自分たちも一味違う、成長を遂げられたらと思っています!

 

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tantanの佐々木萌衣です。

新幹線を降りた瞬間、顔に当たるヒヤッとした冷たい空気が好きです。「帰ってきた!!!」と実感する瞬間です。

 

八戸出身で東京で活躍しているダンサーの方は沢山いらっしゃいます。今回このパフォーミングアーツ公演事業は、プロジェクト大山で活躍する同じ八戸出身でダンスバレエリセ豊島舞踊研究所出身の先輩、長谷川風立子さんから教えていただき応募しました。また次回のパフォーミングアーツ公演ではまたまた八戸出身で先輩の四戸由香さんが活躍するTABATHAとのことです!

 

八戸東高校出身の私ははっちで勉強することもありました。そんな馴染み深いはっちで踊る機会をいただき本当に幸せです。

4才から踊り続けて24年。東京に出て9年。「もう辞めてしまおう」と思うこともありますが、地元で踊る機会をもらい温かい人に触れると、初心に戻るというか、報われるというか、生きてて、続けてきて良かったという感覚になり、まだまだ続けていきたいなと思います。

 

東京から一緒に来たメンバーも八戸をとても楽しんでくれて、好きだと言ってくれて嬉しいです。そして、その子達と過ごす八戸での時間で、私自身も新たな気づきがあります。

本番全力で楽しみます!

 

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東京から来ましたダンサーの吉沢楓です。

今回、はっちでの公演をするにあたり、八戸の人に触れ、食に触れ、文化に触れ、どっぷり八戸に浸からせて頂きながら滞在することができ、本当に嬉しいです。鯖美味しい!

 

八戸の人が普段から集まる場所が、はっちだと思います。東京ではなかなか見られない場所です。市民の方に寄り添った、まちの文化の事業ってそんな簡単にできるものではないと思います。どれもが新鮮で面白い!!!ものすごく素敵な場所だと思います。羨ましいです。

ここ、八戸の土地で、踊ること、というのを体全身で実感しながら、味わいながら、八戸の皆様の想いを感じ、踊りたいと思います。

八戸大好きです!

ありがとうございます!舞台でお会いしましょう!


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