8月2日に見に行こう 八戸が誇る伝統武芸 加賀美流騎馬打毬

日時 平成28年8月2日(火)
12:30  はっちシアター1集合
14:00〜 長者山新羅神社(はっちから徒歩15分)
参加料 500円  ※要事前申込
定員 定員30名 ※先着順
申込締切 7月30日(土)

加賀美流騎馬打毬について

藩政時代の姿を現在に伝える勇壮な伝統武芸

加賀美流騎馬打毬は、騎馬武者が杖で毬を奪い合い、毬門(ゴール)へ毬が入った数で勝敗を争う勇壮な伝統武芸で、毎年8月2日に長者山新羅神社で開催されています。
いま日本で打毬が行われているのは宮内庁・山形市・八戸市の3か所だけですが、その中でも八戸の打毬は藩政時代の古式馬術を現代に伝えており、鎌倉・鶴岡八幡宮の「流鏑馬(やぶさめ)」や、相馬・相馬神社の「野馬追(のまおい)」などと並ぶ貴重なものです。
サラブレッドではなく、日本在来種の北海道和種という馬が出場することも特徴の1つで、東北の馬と人が生きてきた風景を現代に伝えています。

加賀美流騎馬打毬 4つの見どころ!

  1. 毬杖が折れるほど激しい!勇壮な武芸の魅力
    騎馬と騎馬とがぶつかりあうなど、荒々しさをそなえています。ですが、そこは武芸。礼に始まり、礼に終わることを最も大事にしています。
  2. 人と馬とが一体となった華麗な馬術に注目!
    日々の練習で乗馬に熟練し、馬の気持ちもわかる騎士でなければできないのが打毬です。人馬一体の魅力をお楽しみください。
  3. かわいい毬童子など騎士以外も見どころあり!
    毬を置く毬童子や、鐘や太鼓を叩く合図方など、多くの人によって成り立っています。それぞれの衣装も見どころの1つです。
  4. 見れば見るほど深い。何度も見る価値あり!
    スポーツにも通じる相手とのかけひきや、馬と人との関係などが、見れば見るほど面白くなってきます。

簡単なルール説明

  • 赤白4騎ずつの計8騎で試合が行われます。
  • 毬(ボール)を長さ2メートル以上の毬杖(ぎっちょう)という道具で拾い、毬門(ゴール)へと投げ、自分の色の毬を先に4毬入れたチームが勝ちです。
  • ほかにも様々な伝統のルールがあります。

騎馬打毬ルール

騎馬打毬の主な流れ

  1. 赤、白の両軍より各1名の「毬童子(まりどうじ)」と呼ばれる少年がそれぞれの毬を4つ地面に置く。
  2. 両軍は自軍の色の「馬出門」を通って入場。
  3. 太鼓&鐘の合図で競技を開始!
  4. 先に自軍の毬を4つ全て、自軍のゴールに入れた軍の勝利!
  5. 勝った軍は中門=「凱旋門」を通って引き上げて、「エイエイオー!」と勝ちどきをあげる。
  6. 負けた軍は馬を降り、手綱を引いて馬場尻にて待機。
  7. 勝った軍が再び馬場の中央に歩いて進み、褒美(ほうび)の品(白扇)を受け取る。

※この勝負を3試合行う。第1、第2試合終了後は高校生による「徒打毬(かちだきゅう)」が行われる。


はっち流騎馬打毬とは

はっち流騎馬打毬とは、2012年から2013年にかけて実施した、KOSUGE1-16のアートプロジェクトです。騎馬打毬をもっと知って楽しむために、騎馬打毬ロボコン大会や、映像作品「馬と人間」(大澤未来監督)の制作・上映など、多面的に騎馬打毬を取り上げました。はっちの観戦ツアーはその一環としてスタートし、現在も継続して開催しています。

お問い合わせ

八戸ポータルミュージアムはっち (アクセスマップ
〒031-0032 青森県八戸市 三日町11−1
TEL:0178-22-8228/FAX:0178-22-8808
E-mail:hacchi@city.hachinohe.aomori.jp

ツアー主催:八戸市〔八戸ポータルミュージアム はっち〕

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