魚ラボ

【報告】はちのへ魚ケチャワークショップ発表会

 八戸の横丁で「酔っ払いに愛を〜横丁オンリーユーシアター〜」が行われていた10月4日(土)、はっち魚ラボも負けずにパフォーミングアーツに挑戦!

 インドネシア・バリ島の芸能「ケチャ」の様式で、真の八戸名物を争うイカとサバの物語を演じました。猿の鳴き声を真似たという16ビートの「チャチャチャチャ」という音の4種類のリズムが重唱されることで、ユニークな音世界が生まれます。
 衣装もバリのケチャ風に。耳元につける花は、ブーゲンビリアに代わり、折り紙で折った八戸市の花「菊」にしました。

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折り紙で作った菊の花

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イカ・サバの女王の帽子

24人の参加者が波を表現しながら登場し、円形になります。タンブールと呼ばれる拍子をとる音に合わせ、全員でリズムを合わせます。
「はーちのへー」と全員で唄い出すプロローグ、そして一気に始まるケチャ。
はっちひろばが、複雑なリズムの重唱で満たされました。

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 青い衣装をつけたサバチーム赤い衣装をつけたイカチームに分かれ、自慢合戦へと移ります。ワークショップでサバ、イカ、それぞれの特徴から作り上げたユニークな動きと和歌で、次々と自分たちの自慢をします。
 そこにイカの女王とサバの女王が現れて、美しい舞を披露。「酔っ払いに愛を」に出演していた、クラシックバレエダンサーの小笠原雅さん黒田眸さんが飛び入りで女王を演じてくれました。

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 争いが混沌として、ケチャが盛り上がります。そこに現れた釣り人に全員釣られ、「イカ・サバ鍋」の具になりおいしく食べられてしまいます。
 わずか3回のワークショップでしたが、八戸東高校演劇部のみなさんのご参加と玉山先生のご指導のおかげで、すばらしい魚ケチャができました。

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 ワークショップをご指導くださった白井啓之さんも、高校生たちののびやかなアイディアとあふれるエネルギーで、思いもかけない楽しい作品ができたと大感激しておられました。
 はっち魚ラボ、イカ・サバのケチャの次は、本物のイカ・サバ鍋作り挑みます!

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