八戸とドイツを結ぶ国際文化交流プロジェクト「DIAROG・8・対話」9日、10日開催です!

八戸出身、ドイツ在住33年の文化ジャーナリスト小町英恵さん。10年前、2005/2006「日本におけるドイツ年」では、国際的インダストリアル・デザイナー、コンスタンティン・グルチッチを招聘、八戸の酒蔵、八戸酒類とのコラボレーション作品「SAKE 8デザイナー・ラベル付きボトル」を制作、関連展示をキュレーションされています。

(10年前のSAKE8について・・・八戸酒類さんの旧webサイトより)
http://www1.odn.ne.jp/hachituru/sake8.htm
http://www1.odn.ne.jp/hachituru/sake8today.htm

八戸でのプロジェクトから10年、そして、東日本大震災から5年。被災地でもある八戸の更なる復興と蕪島神社再建に向けてドイツから応援したい、との気持ちと、ドイツのアーティスト、デザイナーの「八戸」再解釈の作品群を持参しての、久々の八戸、そして、初めてのはっちでの展覧会。それが明日9日、10日の2日間開催される「DIAROG・8・対話」展です!
平たく申し上げますと、小町さんの八戸への熱い思いを強く感じ、小町さんと親交のあるドイツのアーティスト・デザイナーが八戸の文物を独自の視点で再解釈したクリエイティブの数々に触れられる。そんな展覧会でございます。

準備中の会場の様子を少しだけ、ご紹介すると・・・。
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そして、こちらの写真は小町さん自身が八戸出身の芥川賞作家三浦哲郎さんの短編「赤い衣装」をドイツ語に翻訳、自費出版した作品を紹介しています。表紙のイラストを手がけた日本画家町田久美さんの画集もあわせて紹介しています。

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こちらの企画展は、はっち2階ギャラリー2にて、明日4月9日と4月10日の開催。10日は18時までとなっています。併せて、2階シアター2にて、小町さんの講演会と朗読会を9日14時から開催します。どちらも入場は無料です。

◆「DIAROG・8・対話」展〜ドイツのアーティスト・デザイナーが発見した八戸の美〜
日時:4月9日(土)〜10日(日)9:00〜21:00 ※最終日は18:00まで
会場:2階ギャラリー2

◆講演「八戸とドイツを結ぶ文化交流10年の奇跡」
日時:4月9日(土)14:00〜16:00
会場:2階シアター2

様々なドイツ人アーティスト、デザイナーの八戸をモチーフにした作品や、10年前来八して作品制作をしたグルチッチの八戸滞在時の写真や作品関連展示など、充実したこちらの展示。是非足をお運びください。小町さんとドイツ地元紙文化部長である旦那さんへニング・クヴェレンさんのお二人が、八戸の皆さんとの出会いと対話を、心待ちになさっています。


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