平田オリザさん@八戸東高校

こんにちは。raiです。

はっちまで、338日の八戸は驚くほどの大雪です。雪かきしても雪かきしても、すごい雪です。

みなさん、歩きの方もお車の方も足元や頭上など、お気をつけくださいね~!!

さて、今日は朝から、八戸東高校さんにお邪魔してきました。

八戸東高校さんは、これまで、おととし鮫で開催した「踊りに行くぜ!!」や「まちなかワークショップ」などに参加されたりと様々な場所でご一緒させていただいております。

今回は、八戸東高校さんの授業の一環で、劇作家・演出家の「平田オリザさん」がいらっしゃったので、imaとnagiと一緒に3人で見学させていただきました!

平田オリザさんは、劇作家・演出家でいらっしゃる他、大阪大学コミュニケーションデザインセンター教授、内閣官房参与、こまばアゴラ劇場支配人など、大変ご活躍されています。

今回は、表現科の1年生へワークショップをされた後、2年生に講演をされました。

学生さんも見学者も終始笑顔が絶えず、リラックスした雰囲気の中で開催されました。

その中で、はっちの開館準備においても大変重要なポイントとなる「共通イメージをもつためのコミュニケーション方法」など大変勉強になるお話を沢山聞くことができました。

最後に、「はっち」の説明をさせていただき、ご意見を伺うことができました。

平田さんから「レジデンスがあるのがいいですね。この施設では、レジデンスが大変重要となってきます。自信をもって、もっとPRしてがんばってください。結果が出るまで5年はかかるかもしれませんが、確実に素晴らしい結果がでます。それまで、大変でしょうが、頑張ってください。」と心強いメッセージをいただきました。

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↑左からrai、PTA会長の石橋さん、東高の阿保校長先生、平田オリザさん、nagi、ima

(PTA会長の石橋さんは、はっちのワーキングメンバーとして、いつもお世話になっております。)

平田オリザさん、東高校のみなさん、ありがとうございました。

★raiでした★

↓一緒に参加させていただいた、imaとnagiから

・テンポよく進む平田さんの授業は、たいへん魅力的であった。
平田さんの面白いお話に生徒も引き込まれているようで、楽しみながらも真剣な姿勢が印象的だった。
また、東高の先生方が絡まなくても平田さん-生徒という関係性だけで、授業が進んでいくのが素晴らしいと思った。
うらやましい!!私もジャージを着て参加したいと思った。

・「演劇」というものが、今ここにあるわけでない世界を、まるで目の前にあるように感じてもらう、観客とイメージの共有をすることが大事である。というお話があった。

このことは、演劇だけに限らず、まちづくり・医療・福祉・観光などでも同じ事で、受け取る側に、自分達の想いや内容をいかに伝えるか、また受け手はそれぞれ違う文化・性格を持っているので、受け止め方は一様ではないこと、それらを理解した上でコミュニケーションや表現をすることの重要性がたいへんよく理解できた。
はっちや中心街の活動を説明し市民に参加してもらう際には、これらのことを心がけたいと思った。

・世界的に活躍されている方に、こうして学校教育の一環として指導をしていただけることは、生徒本人たちはもちろん、先生方、地域全体にもとても前向きなパワーを与えるものだと思う。はっちの事業を通じたこのような活動も、たいへん有意義で意味のあるものになるであろうということを確信した。ので、たいへんたのしみになってきました!
★ima★

・あっという間のワークショップの2時間、ご講演の1時間でした。演劇理論の第一人者であると同時に、コミュニケーション教育の第一人者でもあり、内閣官房参与など公職でも多忙を極める平田さんに、毎年、八戸にお出でいただいているのは本当に幸せなことです。
至福の一時でした。指導を受けられた表現科はじめ東高生の皆さんには、平田先生のお話を糧に頑張っていって欲しいです。そして、はっちでの事業の進め方にも、大いに参考にさせていただきたい、と思いました。
★nagi★


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