1 ものづくりスタジオの目的
八戸ポータルミュージアムの「ものづくりスタジオ」は、入居型の工房兼ショップであり、フードやクラフト等のものづくりを通した新しい商品やサービスの開発、価値の創造を追求し、さらには、ものづくりの振興を通して、街の新たな魅力スポットとして、人々が集い、賑わいを創出することを目的として設置しております。
2 入居者募集について
- 募集受付期間 平成30年1月15日(月)~平成30年2月28日(水)
- 選 考 平成30年3月上旬(予定)
- 入居開始予定日 平成30年4月1日以降(予定)
- 募集店舗数等 4店舗:下表のとおり
フロア及びタイプ | 募集店舗数 | 面積 | ジャンル例 |
3階スタジオ3 | 1店舗 | 約 24.0m2(約7.3坪) | フード:創作料理、地域の食材を活用した料理、多国籍料理、無農薬野菜を使用したオリジナルメニュー、自家製パン、ドリンクメニュー等の提供等 |
4階 Bタイプ | 3店舗 | 約 9m2(約2.7坪) | クラフト:陶磁器・ガラス・金属加工・木工・染織・石・粘土・漆工・皮革加工・布・洋服、伝統工芸、ファッション、アクセサリー、雑貨、楽器、デザインなど |
※制作作業の内容によっては店舗内及び館内で行えない作業もありますのでご了承ください。
3 応募要件
応募要件は、下記のいずれにも該当する方とします。
- 施設の運営について、市と協力・連携し、施設の利用やお客様サービスの提供が出来る方
- ものづくりスタジオ内で、商品等の制作を行う方(制作工程の一部でも可)
- 事業活動に必要な有資格者を従事させることが出来る方
- 市から指名停止措置又は指名除外の措置を受けていない方
- 市・県民税・固定資産税、国民健康保険税、軽自動車税、法人市民税、法人県民税、法人及び個人事業税の滞納がない方
- 会社更生法、民事再生法等に基づく更正又は再生手続き等を行っていない方
- 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号に規定する暴力団及び同第6号に規定する暴力団員でない方
- 公共の安全及び福祉を脅かすおそれのある団体に属さない方
4 募集店舗の概要
(1) 主な施設・設備・事業活動・使用に関する募集店舗の概要は、表1のとおり
(表1:ものづくりスタジオの条件)
項目 | ものづくりスタジオ | ||
施設 | 使用面積等 | 3階 スタジオ3 面積 約 24.0m2(約7.3坪)1店舗 | |
4階 Bタイプ 面積 約 9.0m2(約2.7坪)3店舗 | |||
駐車場 | 常時駐車可能なスペースはありません。近隣の駐車場をご利用ください。 なお、一時的な荷捌き用の駐車スペースはあります。 |
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駐輪場 | 15〜20台分あります。 | ||
禁煙 | 施設内は禁煙です。(屋外に喫煙所あり) | ||
設備 | 設備 | 【3階】 |
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【4階】 ディスプレイ用什器(商品展示棚) ※1:電気の容量は15A相当 ※2:館内はフリーwi-fiに接続可能です。 |
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サイン | 店名のサイン等については、館内サインと整合性を保つものとし、設置費用は入居者の負担とします。 | ||
内装工事 | 原則として床、壁、天井等の建築物、電気設備、衛生設備、空調設備等の改修又は造作は認めません。ただし、協議により認める場合もありますのでご相談ください。 | ||
営業条件 | 入居可能日 | 原則として、平成30年4月1日以降とします。(準備が出来次第、営業開始) | |
休業日 | 原則として、フード系は週1日(平日)、クラフト系は週2日以内(平日)の定休日とします。定休日の変更等をする場合は、別途申請書の提出が必要です(申請書様式は、入居が決定した場合に提示します)。 | ||
事業活動時間 | 原則として、1日6時間以上の活動を最低条件とします。ただし、相応の理由により、この時間帯と異なる時間設定を希望する場合は、協議事項としますので、入居申込書に記載してください。 | ||
使用条件 | 使用期間 | 使用期間は1年ごとの更新とし、原則として最長3年まで延長可能とします。 店舗の設置、撤去等に要する期間は、使用期間に含みます。 |
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基本使用料 | 3階 スタジオ3 | 月額20,570円(平成30年1月15日現在) | |
4階 Bタイプ | 月額14,400円(平成30年1月15日現在) | ||
光熱水費 | 電気料及び水道料は別に実費を徴収します。 |
- ※ 基本使用料は前納ですが、市長が特別な理由があると認めるときは、この限りではありません。
- ※ 使用期間が1月に満たない場合の日割基本使用料は、表1に定める基本使用料の月額を当該月の現日数で除して得た額に使用日数を乗じて得た額に相当する額とします。
- ※ 10円未満の端数が生じた場合の使用料は、これを切り捨てるものとします。
- ※ 営業状況の確認のため、精算レシート及び売上日報等を毎日提出していただきます。
5 経費の負担区分
市と入居者の経費の負担区分は下表のとおりです。
(表2:経費負担区分) ○・・全部 ●・・一部
区分 | 市 | 入居者 | |
従業員人件費 | ○ | ||
原材料 | ○ | ||
電気 | ○ | ||
設備及び備品 | 保守・修理 | ○ | |
更新 | ○ | ||
清掃 | ○ | ||
ごみ処理費 | ○ | ||
電話料金(加入権・工事費を含む) | ○ | ||
各種保険料 | ○ | ||
営業許可に係る費用 | ○ |
- ※表2に定めないものはその都度、市と協議することとします。
- ※電気料については、子メーターにより算出された額を納付していただくことになります。
- ※ごみ処理については、各自でごみ処理業者と契約の上、適切に処理することを原則としますが、テナント入居者共同による効率的処理方法がある場合には、市と入居者間による協議により処理方法を決めることもできます。
6 応募の手続等
(1) 応募方法
①応募書類
書類 | 法人 | 個人 |
市指定書類 | ア)八戸ポータルミュージアムものづくりスタジオ入居申込書(様式1) Word形式(64KB) PDF形式(211KB) イ)スタジオ内レイアウト図(様式2) 3階 スタジオ3・位置図(JPG形式・308KB) 3階 スタジオ3・図面 (JPG形式・42KB) 4階 ブースB・位置図(JPG形式・287KB) 4F ブースB・図面 (JPG形式・39KB) |
|
その他添付書類 | ウ)直近の決算報告書
エ)直近1年度分の納税証明書(固定資産税、法人市民税、法人県民税、法人事業税)
オ)会社経歴書
カ)定款及び法人登記事項証明書
キ)その他会社等を紹介するパンフレット等 |
ク)直近1年度分の納税証明書(市・県民税、固定資産税、国民健康保険税、軽自動車税)
ケ)事業所得のある方は、直近2か年分の決算報告書及び直近1年度分の納税証明書(個人事業税) |
協定書 | 企業若しくは団体又は個人が共同で応募する場合、出資割合・責任割合等を明記した協定書(様式は任意)の写し |
- ※市税については、八戸市庁別館3階資産税課で、法人県民税、法人事業税は三八地域県民局(八戸市大字尻内町字鴨田7)で取得できます。
- ※様式の記入方法等が分からない場合は、お気軽にご相談ください。
②提出方法 直接持参(はっち4階事務室へ)か簡易書留による郵送に限ります。
③提出先 〒031-0032 八戸市三日町11-1 八戸ポータルミュージアム「ものづくりスタジオ募集係」宛
④提出部数 正本1部、副本1部
⑤応募書類の修正及び追加
応募書類の受付後における書類の修正及び追加は、市が要求する場合を除き、原則認めません。
⑥応募書類の取扱い等
- ア)応募書類は理由の如何にかかわらず、返却いたしません。また、応募書類の作成・提出及び面接に要する費用は応募者の負担としますので、あらかじめご了承ください。
- イ)応募は、選考における使用に限り必要に応じて複写できるものとします。
- ウ)応募書類は、八戸市情報公開条例(平成14年八戸市条例第6号)に基づく開示請求があった場合には対象文書として原則開示することとなります。
- エ)入居者以外の応募書類の内容については、応募者の承諾なしに利用しません。但し、採用されなかった応募書類の一部分が特に優れた内容である場合には、その応募者と使用等において別途交渉を行う場合があります。
(2)著作権
入居申込用紙の著作権は、原則として書類の作成者(応募者)に帰属します。ただし、その使用権は当市が有するものとします。
7 選考方法
八戸ポータルミュージアムものづくりスタジオ入居者選考会(以下「選考会」という。)において、書類選考、面接等を行い、入居候補者を選考します。(応募が多数の場合は、面接等を行わない場合もあります。)
(1)選考基準
選考会が別に定める八戸ポータルミュージアムものづくりスタジオ入居者選定基準書のとおりとします。
(2)応募が無効となる場合
次に掲げる場合のいずれかに該当するときは、応募を無効とすることがあります。
- ① 提出書類に虚偽の記載があった場合
- ② 応募者が入居が困難な状況に至ったと認められる場合
- ③ 公平な審査の妨げとなる行為等が認められた場合
8 選考結果
選考結果の通知
選考会による結果は、平成30年3月中旬に各応募者に対し、文書にて通知します。
9 入居手続等
- 手続
入居候補者は八戸ポータルミュージアム条例(平成22年八戸市条例第4号)第4条に基づく使用許可の候補者とします。入居候補者との協議が不調となった場合には、次点者と同様の手続を行うものとします。 - 入居準備
入居者は、市と必要な協議をしながら事業活動開始に向けた準備を行うものとします。 - 覚書
入居時の詳細な取決めについて、必要な場合は市と入居者の間で覚書を交わすこととします。
10 退出条件
入居者が、以下のいずれかに該当する場合は、退出していただきます。
- 使用料を3か月間滞納した場合
- 収支状況が著しく良好で、ものづくりスタジオ退出後も事業として自立できると判断された場合
- 主業務における収支に問題があり、明らかに事業として成立しないと判断された場合
- 使用期間更新の時点で、事業活動がものづくりスタジオの目的に合った活動内容ではないと判断された場合
- 入居後に、上記3応募要件(4)から(8)のいずれかに該当すると判断された場合
- その他、市が必要と認めた場合
11 事業支援について
下記の事業支援を行います。
- 活動費の負担軽減のため、施設使用料(賃料)を安価に設定し、ベース照明・空調(冷暖房)などの共益費は一切いただきません。※使用範囲の光熱水費は実費をいただきます。
- 中心市街地のイベント(三社大祭、七夕祭り、ホコテンなど)開催期間に、1階カフェ前のオープンカフェの指定区域内で出店することができます。(無償)
- ものづくりスタジオPRのため、定期的に体験会(ワークショップ)等のイベントを開催します。
- 毎年11月(予定)に開催するクラフト市「はっち市」への出店が無償でできます。
- ホームページで店舗及び作家などの紹介を行います。
- アドバイザーを招聘し、勉強会を開催します。
- はっちで作成する広報物において、ものづくりスタジオ及び作家や作品を紹介します。
- 入居期間終了後の出店に向けた各種支援情報の提供を行います。
- 入居期間終了後に出店された入居者については、一定期間、チラシや館内情報などで、広く情報提供いたします。
12 その他留意事項
入居者は以下の事項に留意してください。
- 施設の運営について、市と協力・連携し、施設の利用を促進するよう努めること。
- 許可に基づく権利を事前に市の承認を得ずに第三者に転貸し、若しくは譲渡し、又は担保に供することはできません。
- 事業活動に伴う損害賠償責任について市は一切の責任を負わないため、賠償責任保険等に加入すること。
- 事業活動に関し許認可等を必要とする場合、入居者の責任において取得すること。
- 運営に当たり、労働基準法、会計法規、条例、規則その他の関係法令を遵守すること。
- 施設及び設備等については、善良なる管理者の注意義務を持って管理し、汚損、故障、減耗等が生じた場合は、入居者の負担で維持補修すること。ただし、天災、その他入居者の責めによらない事由による場合は、別途協議の上、市の負担で補修します。
- 次の場合は、速やかに市長に報告し、その指示に従うこと。
①従業員が施設の入館者に迷惑をかけ、又はそのおそれがあると認められる場合。
②事故、火災その他の人的物的被害が発生し、又は発生するおそれがあると認められる場合。
③利用者からの苦情その他報告すべき必要があると認められる事態が発生した場合。 - 運営状況を確認するため、毎年度終了後60日以内又は市の求めに応じて収支報告書を提出すること。
- 退去する際は、入居者の責任において原状に回復すること。
- 本要項に定めのないものは、市と協議の上取り決めます。
13 はっちの施設概要
- 所在地 青森県八戸市大字三日町11番地1
- 面積 敷地面積 約3,387m2/建築面積 約1,664m2/延床面積 6,463m2
- 主体構造 鉄筋コンクリート造(免震構造)5階建
- 開館時間
フロア | 貸館 | フリースペース | テナント等 | その他 | |||
5階 | ・レジデンスA〜E ・共同スタジオA〜C・共同キッチン |
・ワークステーション ・工作スタジオ |
|||||
4階 | ・食のスタジオ | ・リビング4 | ・ものづくりスタジオ | ・事務室 | ・こどもはっち | ||
3階 | ・音のスタジオ ・編集室 |
・ギャラリー3 ・和のスタジオ ・八庵 |
・観光展示 ・リビング3 |
・ものづくりスタジオ | |||
2階 | ・シアター2 ・楽屋1・2 |
・ギャラリー2 | ・観光展示 ・リビング2 |
・ものづくりスタジオ | |||
1階 | ・シアター1 | ・はっちひろば ・ギャラリー1 |
・観光展示 | ・カフェ | ・ショップ | ・放送スタジオ ・インフォメーション |
|
外部 | ・番町スクエア |
■9〜21時(12時間) ■9〜22時(13時間) ■9〜24時(15時間)
■9時30分〜16時30分(7時間) ■10時〜19時(9時間) ■11〜21時(10時間)
(5) 休館日 毎月1回(第2火曜日)12月31日・1月1日の年間14日
※年間351日開館(年365日の場合)
【問合せ】
〒031-0032 八戸市三日町11-1
八戸市 まちづくり文化スポーツ観光部
八戸ポータルミュージアム(担当:柳沢・工藤・齋藤・岩崎)
TEL:0178-22-8228 Fax:0178-22-8808
メールアドレス ⇒ hacchi@city.hachinohe.aomori.jp
八戸市HP ⇒ http://www.city.hachinohe.aomori.jp/
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